俳優・大森南朋(47)が11日、都内で『メンズコスメIKKI 新商品発表会』に登場した。
株式会社パルディアが、30代以上の大人の男性を対象にした新メンズスキンケアブランド『IKKI(イッキ)』を同日より発売(一部10月1日より先行販売)。“粋”という概念をコンセプトに、コメ発酵テクノロジーと和漢植物の融合させ、今の肌を整えることと未来の印象変化の両方にアプローチ。泡洗顔とオールインワンセラムの2STEPでケアできるシンプルなものとなる。大森は『IKKI』のオフィシャルアンバサダーを務めることとなり、同日よりブランドサイトなどで公開となったCM動画も制作された。
実は大森にとってコスメブランドのCMは初。「化粧品のCMよわい47にして出演しました。20代のころからこの手のCMに出演する準備はできていました。ああやっと来たかと」と、満を持してだったとお茶目なコメントを寄せ会場を沸かせると、「これからもよろしくお願いします」と、関係者の方を見て“色気”を出すことも。
CMの出来を観て「いやーなんか照れくさいというか。いつもCMをやっている自分とは違う気がして。かっこいい路線が照れくさくて」とのことだったが「いろんな感情を出したので現場は楽しかったです」と、表現者として楽しんだそうだ。
化粧品のコンセプトの粋へは、「難しい議題だなって。粋って僕ら俳優をやっていても言われたいですよね。それが題材になってくるとどう表現しようかなと考えたときに、CMでは無理せずいこうと思いました。最終的にそこで勝負しようと、それしかないなと」というと、司会が「粋さが出ていた」と、褒め大森は照れる一幕もあった。
続けて、大森が考える粋な男性へは「憧れている先輩たちが僕たちには何人もいて、たまにお食事に連れて行ってくれるんです。高いお寿司屋さんで、僕がトイレに行っている間に(代金を)払ってくれていて。何か言葉を重ねるのではなく、『おう』の一言で、そういう人を見ると、この人についていこうと思いますね」と、惚れ込むといい「真似していこうかなと思って、たまに『おう』とだけ言ってます」と、自身も実践しているそう。さらに、「多くを語らない男……いまメチャクチャしゃべってますが50代になったらあまりしゃべらないようにしようかなって」とも話していた。
自身が普段からしているスキンケアへ、「乳液とか化粧水を使いながら、メイクさんに聞きながらやっていました。毎日ケアしていくということが大事だと思います。日々繰り返すことで日々キープしていく。それに尽きると思います」と明かしつつ、「年齢が年齢なのでスキンケアは大事になるなと。今回こういう形でIKKIと出会えて今後の相棒と出会えました」と上機嫌。実際に会場でも使う実演を見せ「ベタつかないでいいですよね」と、使い心地をアピールした。
ほかにも、自身の生き様は「しわの深さですね。それも味というか。人間がすごくできていれば、表情に出てくると思うので、これからもいろんな仕事をしていくとお思うので、粋な男ですねと言われるようになりたいです」と、しみじみと話していた。
そして、「この使いやすさハンパないんで、みなさんも使って頂ければ」と、PRし笑顔でその場を後にした。