バンド『King Gnu(キングヌー)』が26日、東京・Zepp Tokyoで全国ツアー『King Gnu Live Tour 2019 AW』のファイナル公演を開催。累計約2万5000人を動員した全国ツアーの終演を迎えるとともに2020年1月15日にニューアルバム『CEREMONY』のリリースと初のアリーナを含む全国ツアーを開催することを発表した。
メジャーデビュー1年目にして、『NHK紅白歌合戦』への出場を決めたKing Gnu。全公演ソールドアウト、超満員のオーディエンスによって熱気高まるなか重厚なハンマービートが轟く『飛行艇』から本編スタート。アグレッシヴなロックチューン『Sorrows』、『あなたは蜃気楼』、『ロウラブ』、『Vinyl』に沸く熱狂のフロア。
注目は、ストリーミング総再生回数1億回を突破したメロウにたゆたう『白日』。さらにドープに会場を魅了する『Hitman』、『The hole』などテクニカルなプレイをダイナミックに表現。
ギターと鍵盤を自在に操る常田大希(G,Vo)と、ピュアネスと混沌を併せ持つ井口理(Vo,Key)によるツイン・ボーカルの高揚感。安定のテクニカルなプレイを解き放つ新井和輝(B,Key)、ダイナミックなビートを展開する勢喜遊(Ds,サンプラー)による圧巻のサウンドが繰り広げられていく。
中盤、井口が「こんばんは。お元気ですか?元気ですね(苦笑)」と語りかけ、一気に和やかな雰囲気に。続く、『Don’t Stop the Clocks』、『McDonald Romance』、『Bedtown』ではファン人気の高い、曲の良さが際立つアコースティック・バージョンを披露。
そして、オーディエンスの熱狂が最高潮に達した『Tokyo Rendez-Vous』、『Prayer X』、『Flash!!!』へとなだれ込み、本編ラストは最新曲『Teenager Forever』にて、甘酸っぱい高揚感を開放感あるギターポップ・サウンドによって解き放った。
アンコールでは、10月に配信リリースした最新曲『傘』を披露し、おなじみのサイケデリックなラストナンバー『サマーレイン・ダイバー』をプレイ。オーディエンスを熱狂の渦へと巻き込み大団円となった。
なお、全国ツアータイトルは『King Gnu Live Tour 2020 ”CEREMONY”』。2020年2月29日のマリンメッセ福岡を手始めに4月21日のZepp Nagoyaまで全国7都市・12公演のツアーとなる予定だ。
※記事内写真は「カメラマン:小杉 歩」
■セットリスト
M1:飛行艇
M2:Sorrows
M3:あなたは蜃気楼
M4:ロウラブ
M5:It’s a small world
M6:Vinyl
M7:Overflow
M8:NIGHT POOL
M9:白日
M10:Slumberland
M11:Vivid Red
M12:Hitman
M13:The hole
M14:Don’t Stop the Clocks
M15:McDonald Romance
M16:Bedtown
M17:Tokyo Rendez-Vous
M18:Prayer X
M19:Flash!!!
M20:Teenager Forever
-ENCORE-
M21:傘
M22:サマーレイン・ダイバー
■NEW ALBUM「CEREMONY」
2020.01.15 ON SALE
Blu-ray Disc付き初回生産限定盤 4500円+税 BVCL 1046 / 1047
通常盤 2900円+税 BVCL 1048
ALBUM収録内容
・白日(日本テレビ系土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」主題歌)
・飛行艇(ANA「ひとには翼がある」篇 TVCMソング)
・傘(ブルボン「アルフォート」CMソング)
・Teenager Forever(ソニー ワイヤレスヘッドホン/ウォークマン CMソング)
を含む全12曲収録予定