漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』決勝進出発表会見が4日、都内で開催。『インディアンス』、『ミルクボーイ』、『オズワルド』、『見取り図』、『かまいたち』、『ぺこぱ』、『からし蓮根』、『ニューヨーク』、『すゑひろがりず』の9組が22日に開催される決勝戦へ駒を進めた。
今回の大会は5040組がエントリーし、その0.5%となる26組が、同日に準決勝が行った。準決勝にはお笑いトリオ『四千頭身』、、『カミナリ』、『ミキ』、3年連続準優勝となった『和牛』といった実力派がひしめいていたが、会場で名前が上がることはなく敗者復活戦へかけることとなった。
今回発表された7組が『M-1グランプリ』初出場組とフレッシュな顔ぶれと。逆に『見取り図』と『かまいたち』は出場したことがある者として、今回の結果をどう見るかと問われ、『見取り図』盛山晋太郎は「すごくし烈な戦いでして、有馬記念と同じで、10回あれば10回違う結果になる」と、しみじみ話しつつ「僕らはディープインパクトになりたいと思います」と、競馬で輝かしい成績を残した強豪馬を引き合いに語った。
一方、『かまいたち』は今年が『M-1グランプリ』の規定でラストイヤーとなる。それだけに濱家隆一は、「もうお前ら出るなよと思っているコンビがいっぱいいると思います。来年は出れませんので……。恥ずかしくない結果を残せたらと思います」と、気持ちを話せば、山内は「初出場のみなさんにはある程度の力を出した上で私達にベストを尽くして負けてほしい」と、独特のプレッシャーをかけ笑いを誘っていた。
ほかにも、結成10年目にして初の決勝進出を果たした『ニューヨーク』嶋佐和也は、「準決勝の壁をなかなか超えられなくて、10年目でやっと超えられました」と、真面目にコメントしあが「ボケなきゃいけない?」と、少しきょろきょろする一幕もあった。
また審査員も発表。『オール阪神巨人』のオール巨人、上沼恵美子、立川志らく、『サンドウィッチマン』富澤たけし、『ナイツ』塙宣之、『中川家』礼二、『ダウンタウン』松本人志の7人と昨年と同じ顔ぶれとなることも明かされた。