俳優・浜中文一、ジャニーズJr.でアイドルグループ『宇宙Six』松本幸大が6日、東京・品川プリンスホテルステラボールでW主演ミュージカル『ELF The Musical』(演出:児玉明子)公開ゲネプロを沙央くらま、ブラザートム、一路真輝 、東山義久、吉田メタル、鳳翔大らとともに開いた。
本作は2003年ウィル・フェレル主演で全米大ヒットを記録したファンタジックコメディ映画『Elf』が原作で、10年にはニューヨークのブロードウェイでミュージカル化もされた。北極でサンタクロースに育てられた人間の男の子・バディ(浜中)が、NYへ実の父親を探しにやってくる奇跡の物語となる。アメリカ国内、ロンドン等で上演され、今や、アメリカではクリスマスを代表する作品にまでなっている。
ゲネプロ後には舞台衣装で囲み会見が開催。浜中と松本はこれが初共演となるが、エピソードは「とくにないです。僕があまりけいこに参加できなくて、印象がないんです。きょうの舞台も僕は自分のことで必死で。僕、ここ数日あまり記憶がないんです。そこまで苦労したとかはないですね」と、4日まで主演していた舞台『50Shades!~クリスチャン・グレイの歪んだ性癖~』が忙しかった様子を伺わせることに。
松本は、浜中へ「東京・大阪と離れていて環境の違うジャニーズのなかで、文ちゃん(浜中の愛称)のお芝居はすごいと聞いていましたし、短期間で仕上げたのがすごいなって思いました」と、浜中の才能を褒めていた。
さらに、松本は自身のお気に入りとして「東山さんのバディのマネージャーさん役が好きなんです。笑いをこらえるのに必死になってしまって」というと共演者たちから「こらえてないんじゃん!」と、ツッコミの声が入る一幕もあった。
作品にかけて理想のクリスマスの過ごし方についても質問が。これに浜中は「家でゆっくりしたい」といい、松本は「僕ずっと家族と過ごすことが多くて。(『嵐』の)相葉(雅紀)くんとは“兄貴”と呼ばせて頂いて仲良くさせて頂いているんですけど、誕生日がイブなので、“兄貴”と過ごす時間があるので、お祝いできれば」と、思い浮かべる。
松本は、さらには「『宇宙Six』でパーティーをしたいなって。去年は合宿に行っていたので。そこにはバディも来てくれたらなと思います」と、浜中を誘うと、浜中は「ちょっと行きたくない」と、意外な返答。これは浜中は「『宇宙Six』との共演が続いているから、もういいかな」とツンツンな発言が飛び出したかと思えば最後は、「ほんまにやるの?やるんやったら行きます。お誘いありがとう」と、デレを見せていた。
一方、沙央は一路との共演に胸弾んだようで「宝塚歌劇団の元雪組チームでご一緒できたのが幸せでした」と、感想を寄せ2人で笑い合う一幕も見られた。
ファンタジッククリスマスミュージカル『ELF The Musical』東京公演は6日から15日まで品川プリンスホテルステラボールにて、大阪公演は21、22日に森ノ宮ピロティホールにて上演!