映画『キャッツ』ジェリクル点灯式が開催！
女優・葵わかな（21）、俳優・森崎ウィン（29）が8日、東京・ミッドタウン日比谷前の日比谷ステップ広場で映画『キャッツ』（監督：トム・フーパー／配給：東宝東和）ジェリクル点灯式に登場した。
全世界累計観客動員数8100万人、日本公演通算1万回を記録している人気ミュージカル『キャッツ』が『英国王のスピーチ』などを手掛けたフーバー監督位より映画化！その日本公開を記念し、同所周辺でコラボイルミが公開日の24日まで時間ごとに輝くこととなる。本イベントタイトルの“ジュリクル”とは作品に登場する個性豊かで特別な猫たち“ジュリクルキャッツ”からつけられているもの。葵は日本語吹き替え版のヴィクトリア役を、森崎はミストフェリーズ役の声を当てていることからゲストとなった。
白いシルエット姿の葵と青いジャケット姿で現れた森崎。葵は、「日比谷がキャッツカラーに染まるのが楽しみです」と、笑みを見せると森崎は「ミストフェリーズとしてまずはイルミネーションを消しますね」と、消灯したあとに、2人で「3、2、1、キャッツ」と声を合わせるととなったが、“さん”なのか“Three”なのかでいまいち息が合わず2人で苦笑い。
そして“さん”で合わせるよう仕切り直して、日比谷をキャッツカラーに染め上げ、葵は「曲に合わせて色が変わるんですね！ジェリクルの曲に合わせて色が変わるのは素敵！！」と、興奮すれば、森崎は「自分が点灯したこともあってイルミネーションでこんなに感動したのは人生初めてかもしれません！両親に自慢したいです」と、声を弾ませた。
続けて作品の話題へ。ミュージカル版では明確に主人公が設定されていないながら、本作ではヴィクトリアをクローズアップしている点へ葵は、作品を一足先に観て、「なんでかと考えたときに、この白猫が無色だからということではないかと思ったんです。カラフルなジェリクルキャッツを見ていて、その色の良さを感じていくというか」と、観る人が感情移入しやすいキャラだと推測していた。
森崎はアフレコのことを語りだし、「声だけでの表現が難しくて。人間が演じているんですけど、キャストの方が猫の動きをしっかりされているんです。ブースの中ですごい迫力の出来事が、起きていたなってそれを感じながら演じていました」という。ちなみに、吹替版の制作会見が行われた際に、バストファージョーンズ役の声を当てるお笑いトリオ『ロバート』の秋山竜次からアフレコのコツを猫になりきることと伝授されたそうだが、司会がそのことを問うと「いま聞かれるまで忘れてました」と、ひたすら苦笑い。
作品の猫たちのように、誰にも媚びずに自分らしくいるために心がけていることはないかとの問いかけに森崎は「たまにちょっと本心を言ってみたりとか」と、マネージャーの話を流して聞くのではなく、自分なりに噛み砕いてぶつかることになったとしても意見を返す重要性を語れば、葵は「1人の時間を持つようにすることですね。私はまだまだひよっこなんで、人の話を聞いてすごいなと思うときもあるんですけど、1人の時間で考えたり整理する時間が大切みたいで。1人でどこかに行く時間とかは、大切なものになっていますね」と、自身の考えを語っていた。
ほかにも、今年起こしたいミラクルはないかとの問いかけに、葵は今年から実家で飼う猫が2匹から3匹に増えたことをふまえつつ、「年始に来た猫の名前を命名したんです。実家にいるんですけど、自分の家に呼び寄せたくて。なんとか……なんとか、私の家の猫になってほしくて、両親や、兄弟や、猫を説得しないといけなくて。我が家の2人ぐらしになるために、高き3つの壁を乗り越えないといけなくて」と、“同棲”を希望していることを熱弁。森崎はといえば、「日本語版も全国の映画館で立ち見が出るくらい、満員御礼を出したいです」と、野望を語っていた。
映画『キャッツ』は24日より全国公開！
“さん”か“Three”で息がいまいち合わず……
