映画『初恋』ジャパンプレミアが開催！
俳優・窪田正孝（31）、内野聖陽（51）、大森南朋（47）、染谷将太（27）、小西桜子（21）、ベッキー（35）、村上淳（46）が2日、東京・新宿バルト9で映画『初恋』（監督：三池崇史／配給：東映）ジャパンプレミアを三池監督とともに開いた。
新宿歌舞伎町で余命いくばくもない天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ（窪田）と、ヤクザから逃げる謎の少女・モニカ（小西）がひょんなことから出会い、悪徳刑事をKO。すると事態は急転直下し、ヤクザ・チャイニーズマフィア、警察組織の争いに巻き込まれてしまうことに。レオがモニカを守ると決めたとき、2人の運命は変転をしだす……。
ダークスーツ姿で現れた窪田。あいさつを始めたところ、マイクトラブルで途中で音が出なくなってしまったことから、地声で「本日はよろしくお願いします」と、声を張って一礼し、ハプニングももろともせずといった様子でスタート。
本作はカンヌ国際映画祭 監督週間やトロント国際映画祭 ミッドナイト・マッドネス部門での上映と、海外で旋風を巻き起こしいよいよ日本での上映。カンヌでのイベントには窪田も参加したそうだが、「1泊3日ですぐに湾岸スタジオに強制送還されてしまって」と、しょんぼり。
そこで、カンヌに滞在した小西から「カンヌの熱気を体感できてめちゃくちゃ楽しかったです。上映後も椅子をバンバン叩いてくれて」と、相当にウケていたようで窪田は「それは居たかったねぇ～」と、しみじみ。
撮影は相当に苦労したようだが、この場にいない滝藤賢一の場面がとてもウケていたことも明かされることに。しかも、三池監督から撮影時間は実質1時間だったことも明かされ、窪田は「僕らこんなに頑張ってるのに滝藤さんなのかよ！って」と、おいしいところを持っていかれ悔しがる一幕もあった。
さらに、「19歳のときから」三池組に参加している窪田としては、「夜を味方につけていて、不思議な高揚感があるんです。なんとも言えない感覚になるし、普通じゃありえないとグリーンバックになっているものを、リアルに突きつけるというか……。監督の頭がイカれちゃってるというか……。そんなものを求めているんだなって」と、感慨深げだった。
トークでは、2020年にやりたいことはないかとの質問が。これに窪田は、「ずっと登山したい、富士山に登りたいと言っていたんです。今年こそは、自分の奥様（水川あさみ）と一緒に！」と、宣言して場内は大喝采。しかも、窪田は「もしあれだったらみなさんと！」と、キャスト陣を見回すと、さすがに夫婦水入らずということで全員恐縮するなか、なぜか窪田は染谷へ、「一緒に行こう！行こう！！奥様と一緒に！」と、グイグイ。
これに一度は拒否した染谷だったが、実は染谷も今年の目標が「自分も登山で、富士山と思っていたんですけど……」と、苦笑い。これに窪田は“息を吹き返し”「27歳くらいからずっと言ってるから、一緒に行こう！」と、目を輝かせながらもう一度トライ。どうなったか結論こそ出なかったが、楽しげなトークとなっていた。
映画『初恋』は28日より全国公開！
染谷へグイグイ！
染谷に再びグイグイ行く窪田
