俳優・吉沢亮(26)が6日、都内ホテルで『2020年エランドール賞』新人賞を受賞後、報道陣向けに囲み会見を開いた。
1956年に日本映画テレビプロデューサー協会が制定した賞。新人賞は日本国内において当該年度中の12月1日から翌年11月30日までの間に、上映または放映されたテレビドラマ作品に出演した俳優であることや、出演した作品で新鮮かつ優秀な演技をした者などが選出されている。
以下、全文。
――おめでとうございます。
吉沢:ありがとうございます。
――国宝級イケメンと呼ばれていることについて伺っていいですか?
吉沢:全然(エランドール賞に)関係ないですね(苦笑)。そうですね、ありがたいなぁとは思いますよ、普通に。
――美容など気をつけていることはあるんですか?
吉沢:いやないです。
――エランドール賞のトロフィーの重みは改めて感じますか?
吉沢:いやもう本当に嬉しいですね。さっき壇上でも言いましたけど、賞を頂くために何かを頑張るということはないですけど、やっぱりこうやって評価して頂いた方々がいて、ちゃんと自分の役作りをしたこととか、作品への思いみたいなものが、観てくださった方々に、伝わっているのかなという気がして、すごく嬉しかったです。
――朝の連続テレビ小説『なつぞら』でも吉沢さんが演じた天陽くんが亡くなって天陽ロスと言われたりとか言われたことは?
吉沢:いやもう本当に嬉しいですよね。そうやってたくさんの方々の反応も頂けたし。結構、朝ドラって“ロス”って言葉があるじゃないですか。あっ、こんなにすごいんだなって。これだけの反響を頂けるんだとすごい感じたし、なんか『なつぞら』っていう作品がきっかけで僕のことを知ってくださった方もたくさんいると思いますし、なんか観てくださる方の幅も、なんか広がった作品だなと。その作品で、こうして賞を作品で獲れたということも嬉しいですし、出れたことにも感謝だなと思います。
――今度は大河ドラマ第60作目の『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一役も決まってらっしゃいますし、いまおっしゃった幅もすごいことになりそうですね。
吉沢:ね(笑)。でも、本当にプレッシャーは半端じゃないですけど……。
――えっ、そうなんですか!?
吉沢:いやハンパないですね。60作続いている作品で、本当にいままで、すごい役者さんというイメージの方ばっかりが、主演ってことをやってきたなかの60作目で僕を呼んで頂けたのは、すごい光栄な話ではあるし、ものすごいプレッシャーとか緊張はあるんですけど、本当に、次の新一万円札の顔になる方ですし、どんどん注目される渋沢栄一という人物だと思うので、そこは忠実に。そして、ちゃんとエンターテインメントとして、面白い作品としてみなさまにお届けできるよういろいろ準備をはじめている最中なので、まあ頑張りたいなと思います。
※ステージのスピーチなどはこちら
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