舞台『おそ松さん』で人気の6つ子のイケメン ver.『F6』による2ndライブツアー『FANTASTIC ECSTACY』が22日、千葉・幕張メッセで幕開けし、集まった5000人が熱狂した。
『F6(エフシックス)』とは、TVアニメ『おそ松さん』に登場する、びっくりするほどルックスがいい6つ子のイケメンver.のことで、TVアニメを舞台化した『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME~』シリーズにも出演している、F6おそ松役・井澤勇貴、F6カラ松役・和田雅成、F6チョロ松役・小野健斗、F6一松役・安里勇哉、F6十四松役・和合真一、F6トド松役・中山優貴の6人。全員身長 180cm 以上のキャストが魅せるライブや、女子を虜にするセリフの数々が人気となっている。そんな6人は、10万人が応募殺到した1stライブツアー『Satisfaction』から1年半ぶり、2回目のライブツアーを3都市10公演でめぐることとなった。
宇宙をイメージさせるようなステージセットの中、6人の姿が現れると客席から割れんばかりの歓声が会場を包み込み、F6の代表曲ともいえる『Foever 6ock You』からスタート。今回のツアーでは、舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME~』シリーズや前回のツアーで披露された楽曲に加えて、舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME3~』で6つ子が披露した『JOBLESS!!!!!!』という楽曲をF6ver にアレンジした『CASHLESS!!!!!!』、今回のライブツアーのタイトルでもある『FantaStIc X-tasy』、そして『NAKED KINGDOM』の3曲に加え、F6 が2組に分かれて歌った『アモーレ・ムーチョ!』と『マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~』の計5曲の新曲が初披露となった。
なかでも盛り上がったのは、舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN‘S SHOW TIME3~』の舞台上でグループ分けされた、おそ松・カラ松・チョロ松が歌うラテン調の曲『アモーレ・ムーチョ!』と一松・十四松・トド松が歌うインド調の曲『マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~』の2曲。「ヒリヒリシチャウヒリヒリシチャウ」というフレーズが印象的な『マツゥ~ダンシング・マハラジャ・ナイト~』では、タイトルコール直後にその意外性に笑いが起きる一幕も。『アモーレ・ムーチョ!』ではおそ松、カラ松、チョロ松がセクシーかつ情熱的に歌い上げ、観客をうっとりとさせた。
そしてライブ中盤、おそ松が「ここからはみんなと一緒に歌を歌いたいと思います」と言って始まったのは『いつか夢でチャックメイト』。本来はトト子が歌う部分を会場のファンが代わりに歌うという演出で会場は一体に!『NAKED KINGDOM』では、カジュアルな衣装にチェンジした6人。実はおそ松役の井澤がコーディネートした衣装ということが明かされ、井澤は「本当はすごく緊張してた。みんなのこと考えてたら楽しくなっちゃって。F6大好きです!」と満面の笑みを浮かべた。
ほかにも、人気曲『Magic Night Satisfaction』、『“F”→U GO! -Many Money Make You Happy-』や、コールアンドレスポンスが盛り上がりをみせる『Fo6ow Your Dreams!!!!!!』など多数の楽曲を披露。最後にそれぞれ観客に感謝を伝え、「今この景色を目の当たりにして、いまだに実感できてない部分があったりします。残りまだ9公演ありますので、最後の最後まで家族、スタッフ一丸となって頑張っていくので、最後まで応援よろしくお願いいたします」というおそ松のメッセージで幕を閉じた。
なお、今回のライブツアーの模様を収録したBlu-ray&DVD、そしてツアーで披露された楽曲が全て収録されたCDアルバムが7月10日に同時発売することも発表。
今後、2ndライブツアー『FANTASTIC ECSTACY』は23日の東京公演後、3月4日に大阪公演として大阪城ホール、3月14日に沖縄公演でミュージックタウン音市場、3月19、20日の東京凱旋公演でファイナルを迎える。
※記事内写真は(c)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE 製作委員会 2020