俳優・寛一郎(23)、金子大地(23)、柳ゆり菜(25)、山谷花純(23)が27日、都内でオリジナルドラマ『湘南純愛組!』プレミア試写会をロックバンド『T-BOLAN』のボーカル・森友嵐士(54)、ギター・五味孝氏(54)、ベース・上野博文(54)、ドラム・青木和義(53)、内田英治監督(48)、松本優作監督(27)、鈴村展弘監督(49)とともに開いた。
ドラマ化もされた『GTO』の主人公・鬼塚英吉の原点となる、1990年代の学生時代、弾間龍二とのヤンキーコンビ“鬼爆コンビ”を描いた作品。時代背景も90年代にこだわり、バイクや衣装まで当時のものをそろえつつ、大迫力のアクションを見せている。
本作起用が決まったときのことへ、寛一郎は、「ちょっとキャスティングミスなんじゃないかなと思ったんです。『GTO』では鬼塚英吉を反町隆史さんが演じていたので」と、感じたままを話つつ、「『湘南純愛組!』での鬼塚英吉は16歳ですし、英吉の人間が構築できていないというところで隣の龍二を演じた金子大地と作っていければと思って」と、気を取り直したのだとか。
一方、金子は話が来たときに「いやー嬉しかったです。こんな人気の原作で弾間龍二を演じられるのが嬉しくて」と、単純に大喜びしたのだとか。「相棒役が寛一郎という同い年で、なんか面白いものになるんじゃと思っていました。同年代で演じる機会がなかったので、去年の夏は青春したなと感じました」というと、寛一郎も「仲良くて(笑)。お前俺の中学の同級生だったよな!と、いうくらい親近感があって僕はめっちゃアホなんですけど、高校生のような夏を過ごしていました」と、2人の気はバッチリあっていたそう。
すると、柳は「お互い負けないくらい、アホで付き合ってるんじゃないかというくらい(笑)」と、証言し山谷も「不思議な年下の俳優たちといるような感じの、ヤンチャでマイペースな感じで」というほどはしゃいでいたそう。内田監督まで「2人が仲良くて現場で肩組んでいて、それが青春みたいで羨ましかったです」と、眺めていたそうだ。
一方、内田監督としては、『ビー・バップ・ハイスクール』などをベースにと考えたが、キャスト陣はその頃生まれてないというジェネレーションギャップがあったと話していたが山谷が「特攻服を着てみたかったので、すごく嬉しかったです」と、現代でも認められたことを楽しんでいた。
イベント後半には『T-BOLAN』も加わることに。主題歌『My life is My way 2020』を歌ったが、森友としては、「来たか!と。ドラマー(の青木)とも湘南で出会ったし、またあったら出してほしいくらい、すごい嬉しいオファーでした」と、ノリノリだったという話や、同曲が『T-BOLAN』初のドラマへの書き下ろし曲なったことも含めて「何かのために書き下ろすのが初めてで、なんかこう、すごく思い出す部分が多くあって、この曲にはそれを詰め込んで、ドライブ感ある曲に仕上げてみました」と、楽曲を解説。そして『My life is My way 2020』とともに『T-BOLAN』の代表曲『離したくはない』も生演奏し、ここばかりはロックな空間が広がり、寛一郎は「生で聴けると思ってなかったです!ずっと歌わせてもらっていたんです!」と、大興奮だった。
最後に寛一郎が、「去年の夏、熱い人間と熱い男たちの話を作りました。AmazonPrimeで8話まで一気に配信されるので、1話を観ておもしろくなければ観るし、面白ければ全部観るし……」と、言いかけると金子が遮って「メチャクチャ面白いです!」と、すかさずフォローを入れ会場を沸かせ、いいコンビ感を見せて締めていた。
オリジナルドラマ『湘南純愛組!』はAmazon Prime Videoで28日より配信!