歌手で俳優・GACKT(46)が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第43回 日本アカデミー賞授賞式』に映画『翔んで埼玉』(監督:武内英樹/配給:東映)で優秀主演男優賞を受賞したことから出席した。
日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を目的に1978年から開催されている、映画のショーレース。GACKTは昨年公開された漫画家・魔夜峰央氏原作のぶっ飛んだコメディ作品である映画『翔んで埼玉』(監督:武内英樹/配給:東映)を主演し、『日本アカデミー賞』初受賞となり、同作W主演となった二階堂ふみも優秀主演女優賞を受賞したことから同席となった。『翔んで埼玉』で、GACKTはアメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗役を演じた。
優秀主演男優賞を受賞した笑福亭鶴瓶、菅田将暉、中井貴一、松坂桃李とともにオールブラックのシックな装いで闊歩したGACKT。本作の話が来たときのことへ、「すぐにお断りさせて頂きました」と、振り返る。
それでも翻意したのは原作者の魔夜峰央氏からの呼びかけだったそうで、「魔夜先生の作品を昔から見ていて大ファンで。魔夜先生から直々に『GACKTじゃないとダメだ!』と言われて。それで、いまここにいて断らなくてよかったなと思いました」と、不思議な縁にしみじみ。
司会の安藤サクラからは撮影の合間は何をしていたのかと質問が上がると、その合間に池袋で撮影したという写真が公開され、それを見ながらGACKTは「あの衣装がですね、かなり脱ぐのが大変で。撮影の合間は結構時間が開くじゃないですか、テラスでお茶をしていて」と、話していると、中井から、「菅田くんと話していて、あまり違和感がない」と、たたえていた。
※記事内写真は(C)日本アカデミー賞協会
※記事内写真は5月1日までに削除予定