女優・広瀬すず、堤真一、吉沢亮、小澤征悦、木村多江が20日、都内で映画『一度死んでみた』(監督:浜崎慎治/配給:松竹)公開記念ミサを浜崎監督とともに開き、司会はフジテレビの森本さやかアナウンサーが務めた。
父・計(堤)へライブで「一度死んでくれ!」とシャウトしていた売れないデスメタルバンドでボーカルをしている七瀬(広瀬)。しかし、12月23日、街がクリスマスで賑わいを見せる中、計が本当に死んでしまったとの知らせが。これは計が経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲んだためで仮死状態になっただけだった。しかし、ライバル会社の陰謀で計が本当に火葬されてしまいそうになり、七瀬は計の部下・松岡(吉沢)と計を救うために奔走することとなるコメディー作品となっている。今回の“ミサ”は本作に登場するデスメタルバンド「魂ズ」のライブ名“ミサ”にちなんだもの。
赤いドレス姿で登場した広瀬。リリーから広瀬と堤をいくよくるよ師匠みたいだと言い出し、広瀬と堤がおなかをポンと叩いて笑うお茶目な一幕からスタート。
作品にかけて、これまでに死んだふりをしたくなるくらい恥ずかしかった出来事はないかと質問があり、広瀬は「小学生のころに、私はそう思っていなかったんですけど、みんなの憧れみたいな人がいたんです。それで、廊下を走っていたら顔面から転んじゃって両鼻から鼻血も出ていて。そうしたら、その子が出てきて『うわっ……』と、言われて。そのまま具合が悪いいフリをしてました。そのときの記憶を鮮明に覚えてて、ちょっと恥ずかしかったです……『うわっ、なんか見られた!』と思って」と、可愛らしいエピソードを披露。
イベント後半には、広瀬が演じている七瀬が日々の不満をライブでシャウトしていることにちなみ、“シャウト壺”という、不満を叫ぶと吸収してくれる魔法の壺が会場に設置。
これに広瀬は「勝手にキャベツにドレッシングかけるんじゃねぇ!」と叫ぶ。これは、「私ソース派なんです。結構かけられることが多くて……ほかもあるんですけど、1番多いのがキャベツなんです。唐揚げとかも勝手にレモンとか上にかけられるのが嫌で、『好みじゃないの!?』と思うんです。だから私はだいたい聞いてます。焼き肉も、タレをつけるやつと分かっていても、タレに(取り分けて)入れてほしくないんです。そういうの気になってきて。いいよとは思うんですけど、たまに何も言われないことがあって。食べ物は大事」と、切々と訴える。
この焼き肉に関しては、「大体人と焼き肉に行くときは私が焼いて、何もないお皿に置くということをしています。でもたまにそういうことに当たって『ひー』となってます」と、“対策”も話していた。
一方、リリーは「すずに硯(すずり)を噛ませるな」と叫んだがこれは、広瀬が本作番宣でチョコレートかそれによく似た硯が用意されどちらか選んで噛んでみるという企画があり、広瀬が硯を選んでしまったというものだそうで、「噛んだときに歯が折れそうな音がしているんですよ。すずが石をかじって頑張ってますけど、こういう映画ですからヒットするはずもないわけじゃないですか。すずに石を噛ましてまで、こんなはやりそうにない映画の宣伝する必要あるのかと。あんなの断った方がいいよ。書道業界だけですよ、喜ぶの」と、毒づきながらも話して会場を沸かせたが、当の広瀬は「結構、ちゃんと行きました。近くで見たら分かったんですけど、『思いっきりどうぞ』と言われたので信じて食べたら本当にすずりでした」と、苦笑いだった。
最後に広瀬から締めのあいさつへ。同日のイベントは新型コロナウイルス拡大防止の観点からメディアと関係者のみの一般の観客なしのイベントとなったということもあり広瀬は「この環境のなか、ここにいる方をはじめ、キャスト・スタッフの方と初日を迎えることができてとても幸せに思います。少しでも早く日本中に笑顔が笑いが届いたらいいなと思う気持ちでいっぱいです」と、気持ちを話すこともあった。
映画『一度死んでみた』は公開中!
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