宮沢りえ、主演舞台「アンナ・カレーニナ」上演決定!「乗り越えるべき壁は果てしなく高い」

宮沢りえ、主演舞台「アンナ・カレーニナ」上演決定!「乗り越えるべき壁は果てしなく高い」

 女優・宮沢りえ(46)が、8月7日よりBunkamuraシアターコクーンにて上演される舞台『アンナ・カレーニナ』(上演台本・演出:フィリップ・ブリーン/企画・製作:Bunkamura)で、アンナ・カレーニナを演じることが決定した。9月10日より京都劇場にて上演される。

 ロシアを代表する文豪であるレフ・ニコラエヴィチ・トルストイが1800年代後半に書き上げた長編小説『アンナ・カレーニナ』は、世界中から称賛され、「芸術上の完璧であって、現代、ヨーロッパの文学中、なに一つこれに比肩することのできないような作品」と、言わしめたロシア文学の金字塔。この名作を、イギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化し、演出する。

 アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に描かれることが多い作品だが、今回のフィリップ版では、破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」とを対照的に描かれる。

 日本演劇界を牽引する豪華俳優陣とこれからを担う若手陣が“破滅”と“希望”、それぞれの真実の愛を求める人間たちの恋愛叙事詩を繊細に描く!

宮沢りえ、主演舞台「アンナ・カレーニナ」上演決定!「乗り越えるべき壁は果てしなく高い」

 主演の宮沢りえは、フィリップと初タッグで、社交界の華であったが“初めての恋”に燃え上がり破滅の道へと突き進んでいくアンナ・カレーニナを生々しく演じる。そして、恋には不器用ながらも真実の愛を手に入れるコンスタンチン・リョーヴィンを宮沢氷魚。アンナと道ならぬ恋に堕ちる自信に満ち溢れる若き美青年将校アレクセイ・ヴロンスキーを白洲迅。リョーヴィンの求婚に応えるドリーの妹カテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を川島海荷。オブロンスキーの妻で、夫の浮気癖に悩まされるも家族を愛するダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ。アンナの兄で顔が広く誰からも愛されるステパン・オブロンスキーを吹越満。更に、アンナの夫でペテルブルグの著名な政府高官、アンナを愛しているがそれを表現する術を持たないアレクセイ・カレーニンを段田安則と、若手からベテランまで豪華キャストが結集した。

 宮沢は、「アンナ・カレーニナのアンナという役は私にとって、とても大きな挑戦です。乗り越えるべき壁は果てしなく高いような気がしていますが、演出家のフィリップ・ブリーンさんを迎え共演者のみんなと、今まで誰も見たことのないトルストイの世界へ皆さんをお連れできるよう、心と身体をフル回転させて挑みたいと思います」と、コメントを寄せた。

 公演名称:DISCOVER WORLD THEATRE vol.8『アンナ・カレーニナ』
 原 作 :レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ
 上演台本・演出:フィリップ・ブリーン
 翻訳:木内宏昌
 美術・衣装:マックス・ジョーンズ
 出演:宮沢りえ 宮沢氷魚 白洲 迅 川島海荷 西尾まり 片岡正二郎 深見由真 金子岳憲 高間智子 富沢亜古 真那胡敬二 山本龍二 大空ゆうひ 吹越 満 段田安則 ほか
 チケット発売日:【東京】5月31日(日)AM10:00~ 【京都】7月5日(日) AM10:00~
 企画・製作:Bunkamura

 【東京公演】
 公演期間:2020年8月7日(金)~9月3日(木)
 会 場:Bunkamuraシアターコクーン
 チケット料金:S席11,000円 A席8,500円 コクーンシート5,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
 チケットに関する問合せ:Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999(10:00~17:30)
 公演に関する問合せ  :Bunkamura 03-3477-3244(10:00~19:00) www.bunkamura.co.jp

 【京都公演】
 公演期間:2020年9月10日(木)~13日(日)
 会 場 :京都劇場
 チケット料金:11,000円 (全席指定・税込・未就学児童入場不可)
 主 催:サンライズプロモーション大阪
 問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00~18:00)
 http://www.kyodo-osaka.co.jp