人気漫画『鬼滅の刃』の劇場版となる『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』（配給：東宝・アニプレックス）の公開日が10月16日に決定。それに合わせて劇場版キービジュアルと予告編第1弾も解禁となった。
『鬼滅の刃（きめつのやいば）』は漫画家・吾峠呼世晴氏が少年誌『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載中でシリーズ累計発行部数4000万部を突破している人気漫画。昨年、TVアニメ化され、人と鬼との切ない物語に躍動感あふれる映像で描かれる鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、アニメ放映終了後も日本中だけにとどまらず、世界各地から熱い視線が集まった。
今回の劇場版は昨年9月末に放送されたTVアニメ最終話『新たなる任務』で主人公・竈門炭治郎（かまど・たんじろう）とその仲間たちが映画の舞台となる“無限列車”に乗り込むシーンで終了。本作はその最終話から繋がる物語となる。アニメーション制作はTV放映に続き、ufotableが手掛けている。
炭治郎たちが任された新しい任務は、炎柱：煉獄杏寿郎（れんごく・きょうじゅろう）とともに短期間のうちに40人以上の行方不明者を出しているという“無限列車”の捜索。先に送りこまれた仲間の剣士も全員消息を絶ったという謎の多い事件。解禁された予告編では、無限列車が漆黒の闇の中を不気味に疾走するシーンから。「ねんねんころりん、こんころりん……」と、奇妙な子守唄の主は本作で最大の敵となる“鬼”魘夢（下弦の壱）。「もう目覚めることはできないよ」と意味深な言葉を残す……。炭治郎たちの目の前に立ちはだかる特殊な能力を持つ下弦の壱。無事に鬼を倒し、行方不明になった人たちを救うことはできるのだろうか……。そして「切るべきものは……目覚めるために」と炭治郎の残したこの言葉の意味とは……。TVアニメの最終話以来、姿をみせた“鬼”魘夢（下弦の壱）をはじめ、お馴染みのコミカルな演出、大きな意味を持つであろう炭治郎とその家族の様子など、新シーンの連続となっている。
劇場版キービジュアルはティザー版とはうって変わって、主人公の竈門炭治郎のほか、妹の竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助の主要キャラクターも登場。今回の任務の指揮をとる最強の剣士である“柱”のひとり、煉獄杏寿郎と“鬼” 魘夢（下弦の壱）の姿も描かれており、「その刃で、悪夢を断ち切れ」とのキャッチコピーも乗る。そしてTVアニメ版に続き、個性溢れるキャラクターたちを演じるのは、花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、また鬼の魘夢（下弦の壱）にはTVアニメから続投となる平川大輔となっている。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は10月16日より全国公開予定！
■スタッフ
原作：吾峠呼世晴（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）
監督：外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督：松島晃
脚本制作：ufotable
サブキャラクターデザイン：佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン：小山将治
コンセプトアート：衛藤功二・矢中勝・樺澤侑里
撮影監督：寺尾優一
3D監督：西脇一樹
色彩設計：大前祐子
編集：神野学
音楽：梶浦由記・椎名豪
アニメーション制作：ufotable
■予告編第1弾映像 公式Youtubeリンク
https://youtu.be/AmmGFW4ycOo
※記事内画像は（c）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable