フリーアナウンサーで女優の田中みな実(33)が出演するテレビ朝日と『ABEMA(アベマ)』の共同制作する連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日:毎週土曜・午後11:15~/「ABEMA」配信:毎週土曜・深夜0:05頃より配信開始)が、4月18日より放送される。
俳優・三浦翔平(31)とシンガーソングライターの安斉かれん(20)がW主演する同ドラマは、歌手・浜崎あゆみ(41)が誕生するまで、そしてそこに秘められた出会いと別れを描いた小説『M 愛すべき人がいて』(小松成美著・幻冬舎刊)のドラマ化。
放送を目前に控え、同ドラマに出演する白濱亜嵐(26)、田中みな実、田中道子(30)、高嶋政伸(53)ら主要キャストから、意気込みや撮影時の裏エピソード、本作で描かれる”90年代の華やかな音楽業界の光と闇”についてコメントが届いた。
なお、本ドラマで本格的な演技に初挑戦する安斉かれんは、頂点へと上り詰めていく、平成の歌姫「アユ」役、三浦翔平はカリスマプロデューサー「マサ」役、白濱亜嵐はマサの右腕となる「流川翔」役、田中みな実は狂気を秘めた眼帯の秘書役「姫野礼香」役、田中道子は大浜のクールな秘書・「吉田明日香」役、高嶋政伸は最凶のラスボスとなる「大浜社長」役として出演する。
(1) 音楽業界の光と闇が圧倒的スケールで描かれているドラマですが、様々な経験をされてきた皆様から見て、共感されたところはどこですか?
<白濱亜嵐>
下積みの話はとても共感しました。ライバル達が周りにいて、厳しい先生に叱咤激励を受けながら自分と向き合っていくというのは僕も通ってきましたし、間違いなく活躍するアーティストになる為には通らなければいけない道だと思います。後はやはり流川の様な、人当たりとコミュニケーション能力だけで這い上がっていく人も見た事があるのでその辺もリアルだなと、いるなぁこういう人、と思いながら台本を読んでました。
<田中みな実>
スケールが大きすぎて、自分がこれまで経験してきたことがちっぽけに思えてなりません。(笑) 今回のドラマは共感できないところに面白さを感じています。人間のドロドロした触れてはいけない部分を存分に堪能できる本作をいち視聴者としても、とても楽しみにしています。
(2) 本ドラマは、歌姫の下積みから頂点へ駆け上がっていくまでの表と裏を描いていますが、下積み時代の苦労した(裏側の)想い出はありますか?
<田中みな実>
幸か不幸か、私には下積み経験がなく、大した苦労もせずに生きてきてしまったので、エピソードが乏しく恐縮ですが・・・。強いていえば、新人アナウンサー研修でしょうか。今まで私は何語を喋っていたんだろう??と、頭を抱えるほど、言葉を発する度に正されて。でも、厳しく指導していただけたおかげで、アナウンサーという仕事に誇りをもってできていたのだと思います。
(3) 本作で描かれる華やかな90年代を演じる中で共感や、新たに発見したシーンなどはありますか?
<白濱亜嵐>
まず、売れた曲が軒並み100万枚という数字がザラですし、今の音楽業界では中々出すのが難しい数字なので、今はストリーミングなどデジタルコンテンツも多いのですが当時はCDというものが一つの音楽の媒体、コンテンツとして一番身近なものだったんだなと感じました。そして、やはり国民的ヒットソング、スターアーティストが次から次へと出てくるので、世の中の人が日本の音楽に対して全く飽きない時代だったんだなぁと羨ましく思います。
<田中道子>
ITが盛んになり情報が交錯する近年と違い、人づての噂でスターがスターになっていくストーリーに、今とは違うドキドキを味わいました。バブリーということもあってやることも大胆だし、服装やメイクも大胆、話の表現も大胆で大きな流れが作られていく様に、当時への憧れが芽生えてきました。バブリーを経験した方もしてない方も観て楽しめる作品だと思います!
<高嶋政伸>
まずは、浜崎あゆみさんの詩が、圧倒的に凄い。圧倒的に、心に響きます。言葉って、凄いな、と改めて思いました。
(4) 本作品の見どころや、意気込み
<白濱亜嵐>
当時の90年代の匂いがぷんぷんする作品なので、大人の方は懐かしみを感じながら見てほしいですし、逆に若い方は新鮮に感じる事ばかりだと思うので当時ってそうだったんだなと思いながら見てほしいです。個人的にはこんな時期ですし、家族が家にいる時間が長いと思うので親子で観て貰えると90年代の音楽が所々流れたりと、親子同士の会話の種も沢山転がっているので是非親子で見て欲しいです。僕自身も、当時勢いのあった音楽業界に身を投じ、マサという人間を心底慕い右腕として活躍する「流川」を思う存分演じたいと思います。
<田中みな実>
主人公アユの真っすぐさでしょうか。役としてのアユもそうですが、演じる安斉かれんさんのまっすぐなお芝居にご注目ください。田中みな実演じる礼香の狂気も回を増すごとにエスカレートしていくのでご期待ください。
<田中道子>
90年代の華々しい時期を描くということで、出演者やセリフはもちろんのこと、エキストラさんの衣装やヘアメイク、小道具などの細かいところまでバブリーに表現されているのが、演じていてもワクワクしますし、視聴者のみなさんもぜひ見つけて一緒に共感していただけたら嬉しいです。
<高嶋政伸>
エンターテイメントのトップを走るアユの、そして、マサの光と影を、大ヒット曲に乗って、じっくりと楽しんでください!
■第1話あらすじ
1993年、福岡から祖母・幸子(市毛良枝)とともに上京してきたアユ(安斉かれん)。東京で芸能活動をして売れれば家族の生活が楽になると意気込むアユだが、そう上手くはいかず、高校に通いながら細々とエキストラのような仕事をこなす日々を送っていた。
そんなある日、歌手を目指す友人・玉木理沙(久保田紗友)から六本木のディスコ・ベルファインで、レコード会社「A VICTORY」のカリスマプロデューサー、マックス・マサ(三浦翔平)が次のスターを探していると聞いたアユは、理沙と一緒にベルファインに行くことになる。
一方、会社の売上をカリスマプロデューサー・輝楽天明(新納慎也)一人が担っていることに危機感を感じているマサは、社長の大浜(高嶋政伸)に、ほかにもヒットを出さなければ未来はないと進言するが、輝楽ブームに浮かれている大浜は聞く耳をもたない。一蹴されたマサに眼帯姿の秘書・姫野礼香(田中みな実)は、「私は昔からマサのすごさを知っている」と優しい言葉を掛けるが…。
その夜、いつものようにベルファインのVIPルームに赴いたマサは、直属の部下・流川翔(白濱亜嵐)に「お前が売れると思うやつを連れてこい!」と指示を出す。フロアに降りた流川は、次々と女の子に声を掛け、VIPルームに連れて行く。その中には、流川イチオシの理沙と無理についてきたアユの姿もあった。緊張しながらマサの前に並んだアユだが、女の子の顔を見て次々と切り捨てていくやり方に、つい反抗的な態度を取ってしまう。
翌日、堂々と自分に意見した姿に初めて心を動かされたマサからアユに電話が…。
平成の歌姫誕生に隠された物語がいま、幕を開けるー。
■主題歌
浜崎あゆみ 『M』(avex trax)
■『M 愛すべき人がいて』番組概要
「テレビ朝日系24局」放送日程: 4月18日(土)よる11:15~0:05
「ABEMA」配信日時:2020年4月18日(土)よる0:05頃より配信開始(毎週土曜よる0:05頃より配信)
「ABEMA」URL:https://abema.tv/video/title/87-304
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