東京都は22日、都立墨東病院における新型コロナウイルスの感染者の発生について報告した。
新たに12名(患者3名及び職員9名)の陽性が判明した。これに伴い、墨東病院では、 診療体制について一部運用の見直しを行う。
■本日陽性が判明した職員の概要
職員17(都内在住の40代、女性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員18(都外在住の50代、男性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員19(都内在住の30代、女性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員20(都内在住の30代、男性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員21(都内在住の30代、男性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員22(都内在住の20代、女性医師)外科 現在の症状等は症状なし
職員23(都内在住の30代、女性医師)内科 現在の症状等は症状なし
職員24(都内在住の40代、女性医師事務作業補助者(会計年度任用職員))救急診療科 現在の症状等は症状なし
職員25(都外在住の50代、女性医師事務作業補助者(会計年度任用職員))救急診療科 現在の症状等は症状なし
■本日陽性が判明した患者さん、委託職員の概要
患者L 4月21日に陽性確認 4月21日に報道発表
・4月上旬に病棟Bに入院
患者M 4月21日に陽性確認 4月21日に報道発表
・4月中旬に病棟Dに入院
患者N 4月21日に陽性確認 4月21日に報道発表
・3月下旬に病棟Eに入院
1 病院における陽性者の発生状況について
(1)病棟A(※1)及び病棟B(※2)について
陽性者と接触した可能性のある患者4名及び職員35名、 合計39名について実施したPCR検査の結果が判明し、新たに患者1名(患者L)、 職員9名(医師7名及び医師事務作業補助者2名、 職員17~職員25)の陽性が判明した。
(※1)病棟Aは、4月14日の報道発表により報告した一般病棟
(※2)病棟Bは、4月16日の報道発表により報告した一般病棟
(2)病棟D(※3)及び病棟E(※4)について
病棟D及び病棟Eの有症状の患者各1名について実施したPCR検査の結果が判明し、いずれも陽性と判明した(患者M及び患者N)。
(※3)、(※4)病棟D及び病棟Eは、救急医療を中心とした病棟
2 今後について
(1) 診療体制について
・救命救急センターについて、 当分の間、 新規患者の受入れを停止する。
・ER、周産期医療(総合周産期母子医療センター)、小児救急医療は、当分の間、一部受入れを制限する。
・精神科救急医療及び新型コロナウイルス感染患者(疑いを含む)の受入れは、継続する。
(2) 検査の実施について
・早期に診療再開を図るため、救命救急センターに従事する職員のPCR検査を実施する。
・陽性者と接触のあった可能性のある職員を中心にPCR検査を順次実施する。