マナーという思いやりで心地よい街づくりを目指す、新しいかたちのマナー向上プロジェクトを進めている、「一般社団法人Tokyo Good Manners Project」(以下、TGMPと略)は、朝日新聞、産経新聞、東京新聞、日経新聞、毎日新聞、読売新聞の新聞社6紙と連携し、新型コロナウイルスの感染拡大の防止を目的とした「いのち守るマナー新聞」を、4月22日の全国の朝刊に一斉にメッセージ広告として掲載した。
TGMPは、例年全国的に外出が多くなる大型連休の約1週間前というタイミングで、高齢者の方たちに命を守る行動を改めて考え実践して欲しい、また高齢者以外の方には命のための思いやりある行動を行って欲しいという思いで、高齢者を中心に届きやすい新聞を通してメッセージを伝えた。掲載内容は、「自分の小さなアクションが、自分だけではなく周りの人たちのいのちも救うことに繋がっている」と気づくきっかけとなり、すぐアクションに移せるものを選んでいる。
併せて、TGMPのTwitter 公式アカウントでは、「今日のグッド」を付けて、感染防止のために日常で役に立つグッドマナーを投稿し、いのちを守るためのマナーの向上を目指している。
「いのち守るマナー新聞」一覧
①こんなスペースでもいのちのためにできる運動があります。
外出自粛による高齢者の虚弱が心配されています。いま一人一人が健康維持に努めることは、心配する家族や医療従事者への思いやりでもあります。家の中でも運動は可能です。片足立ちは筋肉・骨を強くするのに効果的。転倒が心配な方はどこかにつかまってやりましょう。小さな思いやりが、大きないのちを守ります。
②手はいまいのちを握っている。
これは洗い残しの多いところを示した図です。手を合わせて自分はちゃんと洗えているか確認しましょう。普段からやっている手洗いですが、一人ひとりが真剣に見直し慎重に実践することで、自分はもちろん大切な人のいのちを守ることができます。小さな思いやりが、大きないのちに繋がっています。
③ドラキュラが救ってくれるいのちがある。
感染防止は、一人一人の飛沫を防ぐ意識と行動が大切です。マスクやティッシュ・ハンカチが使えない時はドラキュラのポーズを。袖や上着の内側で口・鼻を覆いましょう。手のひらで 覆うの はやめましょう。もし自分が感染者の場合、手にウイルスが付着しドアノブなどを介して感染を広げる可能性があります。小さな思いやりが、大きないのちを守ります。
④気づかぬクセがいのちを脅かすかも。
人は1 時間に平均 23 回も自分の顔を触っていると言われています。知らない間に口や鼻、目などの粘膜を触るクセがある人は多いものです。ウイルスのついた手が粘膜に接触することで感染が起きています。クセは自分では気づかないから。みんなで教え合いましょう。こまめな手洗いも大切です。小さな思いやりが、大きないのちを守ります。
⑤その距離が目の前のいのちを救っている。
目の前の人のいのちを救うためにいま必要なのは、特別な道具や技術ではなく、ただ離れるという行為です。お互いに一歩ずつ離れ合うことでいのちを守ることができます。店内、レジ前や公共のベンチなどでもおよそ 2m の距離を意識し合いましょう。小さな思いやりが、大きないのちを守ります。
⑥いのちのために会うのはやめて鯉のぼりを送ろう。
今年のGW 、会えないお孫さんに鯉のぼりをつくって手紙を送ってあげましょう。残念だけれど不要不急の帰省は控えるよう家族で話し合いましょう。ウイルスは症状のない人にも隠れているから。会わないという思いやりが、自分そして大切な人のいのちを救います。小さな思いやりが、大きないのちに繋がっています。
<Twitter 公式アカウント「今日のグッド」>
TGMPの Twitter 公式アカウントでは、日々の生活で役立つグッドマナーを広げることを目的に、TGMPがテーマに掲げているお互いを思いやる「 GOOD な行動」 を、 「 今日のグッド」を付けて投稿しています。本アカウントからの情報発信を通して、みなさんのタイムラインを明るい話題で埋めていけたらと思います。
【概要】
■アカウント名:TokyoGoodMannersProject
■ユーザー名:@TGMP2020
■URL:https://twitter.com/TGMP2020
<Tokyo Good Manners Project とは>
2016年 9 月にスタートした、新しいかたちのマナー向上プロジェクトです。TGMPは一人ひとりの思いやりで街をもっと心地よい場所にすることで、街全体の魅力をあげていくことを目的に、“ TOKYO GOOD“ というコンセプトを掲げ、さまざまなアクションを行っています。
2020年4月22日新聞6紙と連携したメッセージ広告を掲載
https://goodmanners.tokyo/news/20200422/