のん 小学館文庫の新レーベル「おいしい小説文庫」初代アンバサダーに就任!起用理由に「余人をもって替えがたい存在」な面とは?

のん 小学館文庫の新レーベル「おいしい小説文庫」初代アンバサダーに就任!起用理由に「余人をもって替えがたい存在」な面とは?1

のんが新レーベル「おいしい小説文庫」初代アンバサダーに就任!(撮影・北浦敦子)

 創作あーちすとで女優・のん(26)が6月5日からスタートする小学館文庫の新レーベル『おいしい小説文庫』の初代アンバサダーを務めることが12日、発表された。

 『おいしい小説文庫』では、レシピ、グルメ、レストランなど食にかんする小説に特化し、3ヶ月に1度、3作品程度を刊行予定。ベテランの作家・柏井壽氏なども参加すると同時に、『日本おいしい小説大賞』(第一回大賞『七度笑えば、恋の味』)と連動し新人作家発掘にも力を入れていく。

 のんの起用について、同社としては、「おいしそうに料理を食べる方、ご自身で料理を作る方、グルメ情報に通じ発信力のある方……そうした有名人は多くいらっしゃるでしょう。しかし、私たちが求めた姿は、少し異なります。『食』は、至高のぜい沢にもなりえますが、究極の日常行為でもあります。日常としての『食』と関連して、『楽しさ』『ワクワク』『キラキラ』を表現できる方として、のんさんは、余人をもって替えがたい存在であると考えました。また、かき氷にラーメン、オムライスから鉄板焼きまで、『おいしい小説文庫』ではさまざまなテーマを扱います。そのいずれの『食』とも、のんさんがマッチすることも、決断を後押ししました」と、理由をつづっている。

 一方、のんからは、「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べた事のある料理でも、妙に美味しそうに思える。初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」と、コメントを寄せている。

 ■創刊ラインナップ
 ○『泣き終わったらごはんにしよう』
 (武内昌美・著/本体600円+税)
 ○『氷と蜜』
 (佐久そるん・著/本体630円+税)
 ○『鴨川食堂もてなし』
 (柏井壽・著/本体650円+税)

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