俳優・藤岡真威人(ふじおか・まいと、16)が3日より公開される『セガ設立 60周年プロジェクト』PR動画『せが四郎』動画シリーズ第3話『決意篇』で父で俳優・藤岡弘、(74)と初共演を果たす。
藤岡弘、といえばかつてゲームハード・セガサターンが発売された際、『せがた三四郎』としてCMに出演、耳に残るようなテーマ楽曲でも親しまれた。その息子・真威人をこのたび『セガ設立 60周年プロジェクト』アンバサダーに迎え、真威人はセガを愛してやまない新キャラクター『せが四郎』として今年3月25日より動画『登場篇』に出演。同動画で俳優デビューを果たした。
動画では、第2話終盤に突如現れた謎の男・セガハタンシローとせが四郎が対峙。せが四郎は父・せがた三四郎の形見である柔道着に袖を通して戦いセガハタンシローを打ち破る。倒したセガハタンシローのマスクがとれ、その中味はなんとせがた三四郎。「父さん……」と、戸惑いを隠せないせが四郎だったがせがた三四郎は、「お前の成長を確かめたかった。今のお前ならセガを守っていける。もう、俺のことは忘れるんだ。俺はかつてのセガの象徴だ。俺を超えていけ。俺を投げ飛ばせ」と声をかけ、決意をこめてせが四郎がせがた三四郎を投げ飛ばす。せがた三四郎は宇宙まで投げ飛ばされ、せが四郎は「とうさーーーん」と絶叫したところで……せが四郎が目を覚ますと父の姿はなく、そこは学校の教室だった。これは夢だったのか……となるなかせが四郎の手には「セガはまかせた」と黒帯が握られており……という物語となっている。
撮影では、弘、が使い込まれた愛用の柔道着と自身の名前が入った黒帯を持ち込み、着こなしや立ち方、動き方を細かくレクチャーしながら、真威人にリラックスするようアドバイス。その甲斐あってか「まだ慣れていないのによく動けている」と愛息の演技に目を細める姿も。
せが四郎は、身構えながら「セガは僕が守る!」と力強く言い切るシーンで、動きとセリフのタイミングに悩んだ真威人だったが弘、から「手の先まで力をみなぎらせるように」「戦う前は目に力を入れるんだ」とアドバイスが飛び、何度も繰り返し撮影へ。このアドバイスで気迫に満ちた演技を見た弘、は「すごくいいぞ!」と、声をかけたり「私の若いころに似てきた」と、嬉しそうな表情を見せていた。
また、撮影会場には弘、だけでなく姉妹も応援に駆けつけ、家族仲の良さを伺わせていた。
撮影後には2ショットでインタビューを敢行。お互いの演技を間近で観た感想へ弘、は、「これがデビュー作となるのでとても心配で、私の方がドキドキしていました。なかなかしっかりやっているので、びっくりしましたし、昨日の夜中も一生懸命練習していたので、その効果があったのだろうと思います。今朝も早く起きて一生懸命身体を動かしたり、叫んだりしながら発声練習をしていましたが、その効果もあったと思います。これからもっと伸びると思うので、私もできることをアドバイスしながら、真威人がしっかり一人前になるまで見届けたいと思っています。演技はまだまだですが、想像以上によくやったと思います。まだ点数はつけられないけれど、想像を上回る出来ばえでした。(真威人は)本番になると強いですね。ボクも本番に強いと言われていて、窮地に追い詰められると俄然、力が出るタイプだったので、そのDNAを継いでいるのかなと思います(笑)。武道を本格的にやりたいと言っているので、鍛えがいがあるな……と思いながら(撮影を)見ていました」と、熱弁。
一方の真威人は、「父が演じた『せがた三四郎』がかつて盛り上がりを見せたという事実は知っていたので、プレッシャーはありましたが、それ以上に期待に応えようと思い頑張りました。撮影前日は、発声練習や普段やらない柔軟体操などを行い、何をすればよいか父に教わりながら準備を行いました」と、話した。
『セガ設立 60周年プロジェクト』PR動画『せが四郎』動画シリーズ第3話で完結篇となる『決意篇』はセガの設立記念日である6月3日より公開中!
■6月3日公開 第3話「決意篇」
https://www.youtube.com/watch?v=NrsWgFKL2?A
■4月23日公開 第2話「秘密篇」
■3月25日公開 第1話「登場篇」