『新しい地図』香取慎吾が主演する今秋よりAmazon Prime Videoで配信予定のドラマシリーズ『誰かが、見ている』。その追加キャストが佐藤二朗、山本千尋、長野里美、宮澤エマとなったことが12日、発表となった。
本作の脚本・監督は三谷幸喜氏が務める。香取×三谷といえば2004年の大河ドラマ『新選組!』をはじめとして、18年に上演された舞台『日本の歴史』など大きな反響を得た魅力的な作品を創り出してきたタッグとして知られる。本作では、海外で親しまれているドラマジャンルのシチュエーションコメディの略となる“シットコム”を展開。同じ舞台と主要キャストで繰り広げるコメディドラマの形式となっており、三谷作品ならではの笑いの応酬と、想像の斜め上をいく展開、1話ほぼノンストップ撮影という緊張感あふれる舞台で巻き起こる、香取と4人のユーモラスな化学反応が繰り広げられる。
物語は、何をやってもドジばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公・舎人真一(香取慎吾)と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人・粕谷次郎(佐藤)を中心に巻き起こるドタバタを描いている。そして、ひょんなことから、のぞき穴と父・次郎のひそかな楽しみに気付き、最初は否定しながらも真一のドジな魅力の虜となってしまった娘のあかね(山本)も加わって、物語は一気に予想もしない方向に進んでいく……。
次郎とあかねの計画にも、周りに怒っている異変にも気づかず奔放に生きる次郎の妻・粕谷佳子役を長野、真一の友人で図らずも騒動に巻き込まれてしまう曽我そと子を宮澤が演じることとなる。
今回の出演にそれぞれコメントを寄せることに。
佐藤は「ワンシチュエーションで、ほぼ止めずに撮影しています。実際のお客様の笑い声も入っていますし、演者の息遣いまで感じ取ることのできるいい意味で緊張感のある現場でした」。
長野は「ノンカットという部分はやっぱり難しかったです。だからその場の空気やノリのようなものをとても大切にしました」。
山本は「普通の映像のお芝居の感覚とは全く違うものがあって、毎日が楽しくてワクワクしていました」。
宮澤は「今回の三谷さんのシットコムは、世界初のスタイルだと思います。何重にも喜びと楽しみがある作品になっています」。