タレント・テリー伊藤(70)、ワタミ株式会社 代表取締役会長兼グループCEO・渡邉美樹氏(60)が22日、東京・大田区のワタミ本社前で自社デリバリー戦略「ワタミデリバリー」事業開始 兼 「から揚げの天才」大鳥居店オープニング 記者発表会に登場した。
7月1日より中食需要拡大に対応することを目的に、ワタミによる自社デリバリー戦略として『ワタミデリバリー』という新事業を立ち上げる。この『ワタミデリバリー』には、揚げたてから揚げとテリー伊藤こだわりの玉子焼き『から揚げの天才』と、『bb.q オリーブチキンカフェ』の2業態を対象。これにより購入金額が1500円までの手数料は300円、1501円から3000円までの手数料は200円、3000円以上となると手数料無料というデリバリーの施策を打ち出した。
テリーは、今回の話が来る前から、デリバリーになると金額が高くなってしまうということを嘆いていたそうで、「もともと『から揚げの天才』は安く作ったにもかかわらず、(デリバリーによって)高くなってしまうことに疑問があったんです。そんなときに人から『本当に高いね』と言われてショックで。そこで渡邉さんに話したらその数ヶ月後にこうした対応になって」と、問題解消に向けた今回のような動きがあったことを喜びつつ、『から揚げの天才』に自身のキャラクターの人形が置かれるということで「人形も飾られますので、私自身が普段の生活をして、とくに、不祥事を起こさないようにしていきたいと思います」と、気持ちを新たにしていた。
終了後には、コロナ後に久々に囲み会見も開いたテリー。報道陣がマスクをしていることに対して、「マスクしてないのは気が引けるんですけど、すいません」と、恐縮しつつ、自粛期間については、「家にこもっているタイプでもないので、ウォーキングしたりとかして、起きた瞬間に散歩に行ったりして。家に帰ったら韓流ドラマの『愛の不時着』観てますよ。この事業うまくいったら渡邉さんと、ヒョンビン呼ぼうかとか話したりして」という。
そんな生活の後だけにプロ野球などもはじまり、「日常が当たり前ですけど戻ってくること、街に明かりがつくのも嬉しいですよね」と、感慨深げ。
芸能界では自粛期間中にもいろいろ動きがあったが、不倫報道で騒動となっている『アンジャッシュ』渡部建へは「いま大変な思いしてるでしょ。渡部がもし観てくれてるならデリバリーで唐揚げを私が届けますので……言いませんから。とくに私は『赤から』がオススメです。まああまりスタミナをつけてもしょうがないと思いますけど」と、イジり倒しつつ、「2ヶ月間コロナの問題で自分のことしか考えない時期に、やったーと思いましたよね。そんな夢のような話ある?と思いましたよ」と、持論を。
さらに、報道陣からは14日にテリーが出演した『サンデー・ジャポン』で「セックス依存症では」と発言した真意を問われ「ちょっとね、やりすぎなところがあったからね。これが海外だったら、タイガー・ウッズみたいに自分の方からお医者さんに行くということがあるわけじゃないですか。日本は謹慎しているというだけで、そういう治療的なことはしませんよね。そういったことが決して悪いことではないし、(依存症で)ないんだったら、それはないという形を取れば、次へのステップになるのでは」と、説明していた。
続けて、先日ジャニーズ事務所を退社したアイドルグループ『NEWS』の手越祐也(32)へは、「個人的には正直言って悪いと思ってない。ああいうヤンチャがいたほうが僕は面白いと思っているので」と、擁護。さらに、「ジャニーズが『ジャニーズ・アウトレット』みたいな形のものを作って、『スクール・ウォーズ』みたいに落ちこぼれを集めて、頑張ってと。というのはジャニーズ・ファンだって2割は落ちこぼれでみんながみんなハッピーな生活をしているわけじゃない。手越が頑張っているなら私も頑張ろうって。だから『ジャニーズ・アウトレット』があってもいいと思うんです。そこに山口(達也)が入ってもいいと思うんです。そういう意味で幅を広げることもいいのではないかなと思うんですけど」と、展開しつつ「ただ、僕の話は一切通じませんね。たぶん話を聞いてくれないと思う」と、苦笑い。
手越の今後がYouTuberになるのではとも言われているがこれにテリーは「いいんじゃないですか。才能がある人だから。『KAT-TUN』の赤西(仁)くんだって別の形で活躍しているわけじゃないですか。YouTuberという形でパフォーマンスして支持をしてもらえれば生きていけるわけですから、TVに出る機会が少なくなるかもしれないですけど、自分の活躍をしてもらえれば決して悪いことじゃないと思いますよ。また、いつか会うことだってあるかもしれないので、頑張ってほしいなって。30歳過ぎて、普通の企業なら独立していたりしますから」と、応援していた。