“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』で“宮っち”こと宮田俊哉(31)が、2020年秋に公開予定のアニメーション『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』にゲスト出演し声優に初挑戦することが29日、発表。そのアフレコ画像も公開された。
本作は、2019年に制作・放送された完全新作TVアニメ『BEM』の劇場版。『妖怪人間ベム』生誕50周年を記念し、原作の持つ設定やメッセージ性を残しつつも全く新しい解釈を施し舞台設定やキャラクターを変更している作品となっている。
アニメ好きとしても知られている宮田。今回演じるのは記憶を失い、人間“ベルム・アイズバーグ”として働いているベムの同僚で親友・バージェス役でゲスト出演となる。家が近いため、毎朝ベルムを迎えに行き一緒に出社しており、基本的にノリが軽いお調子者で軽薄な印象を与えるが、実は裏では秘密を抱えている……。
今回の起用に、宮田は「アニメが大好きで挑戦してみたい気持ちはずっとあったので、今回オファーを頂いてすごく嬉しかったのですが、大好きなだけに同時にプレッシャーも大きかったです」と、心情を。
それだけに「収録日前にはアフレコの見学をさせていただき、その時にはガヤの収録にも参加させていただいたりして、できる限りの準備はしました」と入念な準備を欠かさな方ようで、「でも、実際に演じてみると、ドラマとか舞台でのお芝居とは違って、キャラクターの些細な体の動きにも全部アドリブを入れなければいけないのが難しかったです」と、振り返る。
バージェスというキャラクターへは、「ベムの親友で会社の同僚なんですけれども、僕が演じてきた中で一番軽薄だと言ってもいいぐらいに軽薄で、しかも実はある秘密が……というキャラクターです。かなり『むかつく』けど作品のキーになるキャラで、きっとみなさまの感情を大きく揺さぶると思います」と、説明しつつ、「初めて声優に挑戦させていただいて、最初は右も左もわからなかったのですが、いろいろな方からアドバイスを頂いてちゃんと形になったと思います。その成果をぜひ劇場で確認していただけたら嬉しいです」と、呼びかけた。
『劇場版 BEM~BECOME HUMAN~』は2020 年秋全国ロードショー予定!なお、ほかキャストは後日発表予定
■スタッフなど
監督:博史池畠 (『キラッとプリ☆チャン』、『魔法陣グルグル』、『宇宙戦艦ティラミス』監督)
脚本:冨岡淳広 (『イナズマイレブン』シリーズ、『ポケットモンスター』シリーズ、シリーズ構成、『ONE PIECE STAMPEDE』
脚本)
キャラクター原案:村田蓮爾 (『LAST EXILE』、『ID-0』キャラクター原案、『シャングリ・ラ』キャラクターデザイン)
キャラクターデザイン:松本美乃 (『純潔のマリア』、『進撃!巨人中学校』作画監督)
アニメーション制作:Production I.G(『攻殻機動隊』シリーズ、『黒子のバスケ』シリーズ、『ハイキュー!』シリーズ、『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズ)
公式サイト:https://newbem.jp/2020_mv/
公式Twitter:@newbem2019
製作:劇場版 BEM 製作委員会
■キャスト
ベム:小西克幸
ベラ:M・A・O
ベロ:小野賢章
バージェス:宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
■STORY
壮麗と退廃、繁栄と貧窮が運河を隔てて共存する都市「リブラシティ」。若き女性刑事・ソニアは、街で頻発する不可思議な事件を追う中で、“ベム・ベラ・ベロ”と呼ばれる3人と出会う。醜い姿に変身する彼らはやがて妖怪人間と名付けられ、事件の容疑者として追われることとなるが、彼らこそが事件を解決し人々を助けているのだった。すべては「人間になりたい」という願いを叶えるため。
Dr.リサイクルにより異能力を与えられた怪人たち、腐敗した警察、街を裏で支配する「見えざる議会」、そして、その首魁であるもう1人の妖怪人間・ベガと対峙するベムたち。人間の差別意識の象徴ともいえる運河の橋を破壊するほどの激闘の結果、ベムたちはリブラシティを守り、姿を消したのだった……。
それから2年。ベムの行方を探し続けていたソニアは目撃情報を元に「ドラコ・ケミカル」という製薬会社を訪れる。そこで出会ったのはベムに瓜ふたつの人間“ベルム・アイズバーグ”だった……。
※記事内画像は(c)ADK EM/劇場版 BEM 製作委員会
■特報映像