“キンプリ”ことアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉、俳優・伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、栁俊太郎、菅原健、ジャニーズJr.で『HiHiJets』の井上瑞稀が15日、東京・丸の内ピカデリーで映画『弱虫ペダル』(監督:三木康一郎/配給:松竹)公開記念舞台あいさつを三木監督とともに開いた。
『弱虫ペダル』は2008年から漫画家・渡辺航氏が少年誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載しており、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまにメディアミックスされている高校生たちの自転車競技にかける姿を描いた作品。永瀬が演じる高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)は地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好き。坂道は、あることをきっかけに総北高校自転車競技部に入部することとなり、そこで出会った仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を見せることとなる。
全国130館の映画館にてライブビューイングの生中継されるなか、“チーム総北”のマネージャー・寒咲幹役を務めた橋本はブルーのドレスで目を引くことに。トークでは“思わず目頭が熱くなる青春ストーリー”な本作にかけ、キャスト自身の感動して泣いてしまったエピソードについて質問が飛ぶ。
これに橋本は「私、涙腺弱くなくて、小さい時から卒業式とか行事に泣かないタイプだと思っていた。最近、『はじめてのおつかい』とか見て泣くようになって涙腺が弱くなってきた気がする。子供が頑張っている姿がすごく好き。今年のはじめ、甥っ子が産まれたのもあって、精いっぱいハイハイしている姿にも感動してウルっとしちゃいますね」と、心境に変化があったという。これに栁も「俺も一緒。姪っ子が可愛くてグッとくる。姪っ子の動画を見て日々成長していく姿が可愛い」と、大共感といった様子。
さらに、伊藤は「車に乗って信号待ちをしている時、目の前の横断歩道をゆっくり渡っているおばあちゃんがいたのですが、後ろからおじいちゃんが来て、手を繋いで引っ張っていくご夫婦の姿にほほ笑ましくて心が温かくなって、感動しました」と語ると、すかさず永瀬が「作り話じゃないよね?」と、ツッコみこれに伊藤は、「ちょっと前の本当の話」と笑いながら返すやりとりを繰り広げることも。
坂東は、「自分が出演した番宣番組を栁さんと見たくて連絡したら、家でしゃぶしゃぶを作って待っててくれて嬉しかった」と打ち明ける。すると、栁は「お前のために作ったわけじゃない!俺は元々その日は、しゃぶしゃぶを食べたくて自分の為に用意してたんだよ!」というと、坂東は「まず電話で何食べたい?って聞いてくれて、家に行ったら、しゃぶしゃぶ作ってくれてたよ!」と、2人の異なる主張に会場からは笑いが起こる一幕も。
菅原は「母親から先日お姉ちゃんが結婚するって連絡が来た。2人兄弟なので『違う人の奥さんになるんだな』と思ったらグッときました」というと、井上は「撮影中、僕がみなさんより年下だったので、緊張して不安でしたが、坂東くんや栁さんが気さくに声をかけてくれたことに愛を感じました。おかげで現場で馴染むことができました」と、感謝の気持ちを伝える。すると坂東が、「一緒にホテルでカラオケをした時、スピッツの『チェリー』を歌ったの楽しかったよね」と、エピソードを披露していた。
終盤には三木監督から主演の永瀬に向けた長文なサプライズレターが送られ、永瀬は「5行ぐらいで終わると思ったら、すごくたくさんのメッセージが詰まっていて、あらためて監督の愛を感じました」というと、橋本も「私もてっきり5行ぐらい、笑いに走るのかと思ったらスクリーンにも良い写真が出てきてすごく感動しました。自転車競技というものを通して、みんなが一生懸命走っている姿を近くで見ていたので、今の手紙も含め、青春と感動が詰まっている映画になっているんじゃないかなと思いました」と、しみじみだった。
映画『弱虫ペダル』は全国公開中!
※記事内写真は(c)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (c)渡辺航(秋田書店)2008
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