俳優・犬飼貴丈(26)が23日、都内で『第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト BEST35お披露目記者会見』に登場した。
“あなたの隣のすてきな男の子、推薦してください”をキャッチフレーズに、1988年から開催され33回目の開催。過去には武田真治、袴田吉彦、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉らを輩出している!イベントでは、応募総数1万7158人の中からオンライン審査などを経て選ばれたBEST35がお披露目となり、第25回でグランプリを獲った犬飼が応援に駆けつけた。
会場にはBEST35に選ばれたうち4人は欠席し、31人がフェイスガードをして会場に集結と熱気にあふれる。
そんな面々を見回しながら、犬飼は、「僕のときもBEST35はあったと思うんですけど、こういう会見の場がなかったので、すごく恵まれているなって思います。これで目立てば良い結果につながってくるチャンスもあるので羨ましいと思います」と、感想を。
さらに、自身が参加したときのことへ、「僕も若くて高校生だったのですが、きょういらしているみなさん完成されていて、僕はイモ臭かったと思います(苦笑)。徐々にジュノンボーイんのレベルが上がっていますね」と、本日の参加者と比較しながら振り返り、自身がファイナリストとしてステージに立った日のことへ「僕ファイナリストというかコンテストの前日に、母親のいびきに悩まされて、不眠のまま行ったので爽やかさはなかったかもしれません(苦笑)」と、エピソードも披露し会場をわかせた。
参加者たちの犬飼への質問コーナーも行われ、2017年に犬飼が主演した特撮ドラマ『仮面ライダービルド』で自身が1番変わった部分はどこかと質問が飛ぶと、「『仮面ライダー』をやって、お芝居の楽しさや難しさが、この業界で頑張っていきたいなという気持ちが段々芽生えていてって、仕事1つ1つのモチベーションがあがってるんです。『仮面ライダー』がなかったら今ここにいないと思う。今やっている仕事も『仮面ライダー』のおかげだなと思う大きな出来事でした」と、感謝を伝える犬飼。
さらに「『仮面ライダー』がいろいろ教えてくれて、それが大きくて。イベントでも人の前に立ってしゃべることだったり、バラエティでしゃべることだったり、僕の経験値になって勉強になりました」と、しみじみ。
そんな犬飼へさらに、今のこの自身の姿が想像できたかへ、「こうやって後輩たちにお話できているって、昔の自分が報われたなと思います」と、噛みしめるように語った。
その後、記者との質疑応答では、犬飼のようにピカピカになるにはどうしたらいいか質問が寄せられると、「1つ大事なことがあって、僕がジュノンを受けたときに、スタッフさんから『眉毛を剃るな』と言われたんです。いまもそれは守っています。あまりにも眉が濃い場合は、ナチュラルな眉の形にするのがジュノンボーイになる秘訣かもしれませんね」と、伝授することもあった。
今後出演したい作品へは、「『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメが好きなんですけど作品を監督された庵野秀明さんが実写映画を手掛けているので、ご一緒してみたいという気持ちはあります」と、希望を語る一幕もあった。
そして、BEST35に残った方々を応援する方に向け、「これからの芸能界を引っ張っていく存在になるんじゃないかと思っていますので、応援よろしくお願いします。緊張して噛んだりすると思いますけど、そういう姿は1年目しか見れないので、初々しい姿を楽しんでほしいと思います」と、メッセージを寄せつつ、応募者たちへは「こういった大変な時期で純粋な気持ちを持った方たちが応募していると思うので、過去1気持ちが強い人達が集まっていると思うんです。その強い気持ちを持ち続けてもらえれば、おのずと結果はついてくると思います」と、エールを送っていた。
今後、31日までBEST20決定戦が行われ9月9日にBEST20進出者が発表され、その後、ファイナリスト15人選出となり11月下旬にグランプリが決定予定となっている。