俳優・田中圭(36)、中村倫也(33)が3日、都内で『ドラゴンクエストウォーク』1周年記念 新情報&新CM発表会を柴貴正プロデューサー、ゲームデザイナー・堀井雄二氏(66)とともに開き、司会は『フットボールアワー』後藤輝基(46)が務めた。
スマートフォン向けゲームアプリ『ドラゴンクエストウォーク』が今秋、1周年を迎え、田中と中村が兄弟役として12日より全国放映する15秒版新TVCM『嘘つきの兄』篇を制作。合わせてCMの設定そのままのWEBムービーのドラマも「ドラゴンクエストウォーク」スペシャルサイト(https://www.dragonquest.jp/walk/lifewithwalk)で展開する。
柴プロデューサーは2人の起用は本ゲームをやり込むほど遊んでくれていることを理由に挙げていたが、中村は登場直前の開いた時間にも遊んでいたことを明かし盛り上がり、柴プロデューサーは「お話したときに2秒くらいで『いいですよ』と言ってくれて」と、快諾だったそうだ。
そんななか田中は今回の起用へ「ビックリしました。しかも倫也と一緒で」と気持ちを語り、中村は「僕はそもそも去年の9月に圭くんとドラマ(『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』)で兄弟役で出演したときに、休憩中に遊んでいて、『やろうよ』と誘ってくれたことがきっかけで、それで1年くらい経ったときにこうやってCMになってなんとも光栄な感じです」と、縁がつながったという。
そのやりこみ度を測るために柴プロデューサーからアンケートが行われたが、そのどれもに楽しそうに答えていく2人。田中は欲しいものを手にするため3時間ほどジョギングするほどだったと話たりするなか、その魅力へ、「純粋に楽しいんです。ゲームですけど歩くだけじゃないですか。とくに携帯をみていなくていいので1つプラスアルファで楽しみが増えるという感じでやってもらえればと思いますね」という。
本アプリがリリース1周年ということで、1年間続けていることはという質問が。中村は「風呂に入る……湯船です。自分の体のために翌日に疲れを残さないためにメンテナンス的な感じでやっています」という。続けて、ほかの人に理解されそうにないけど、行っていることはという問いかけにも再びお風呂の話題を挙げた中村は「僕はお風呂で鼻と目以外沈めるようにしてるんです。首と頭もお湯に浸かりたいんです。自分の風呂の天井を見て何してるんだろうなと。脚から腰、腰から肩、肩から首、首から頭皮と連動するものなので、それをほぐしたくて。だからいまほどよく鼻と目だけが水面に出る浮力のある板がほしいです」と、特殊な入り方を、ジェスチャーしながら話す。
すると田中もお風呂のことを語りだし、「冬に体が凍って動けないんですよ。だから湯船にちょっとでもお湯がたまったら、少しでも浸かって。冷え性で体が動かないみたいな感じで」と、自身の体のことを話していた。
続けて、CMとWEBムービーの話題へ。田中は「CMの話を頂いたときに、すごいエモいんだよね。倫也相手なのでCMスイッチというより俳優スイッチが入りました」というと中村は「泣けるんですよ。このドラマ。思ったのと違いましたよ。僕と圭くんが勇者の格好してグリーンバックでヤー!となると思っていたんですけど、これはなんだ、しっとりしないとなと感じて」と、相当にエモさに自信がある様子。CMでの初共演となった作品だが中村は「圭くんなので安定感と信頼感しかなくて、ナチュラルに(芝居を)成立させてくれるって感じでした」と、たたえていた。
なおWEBムービーの見どころへ、田中は「なんで弟がドラクエウォークを始めたかというのが考えると、すんごいエモいんですよ。泣けるCMにもなっているというかすごく素敵なので」といえば、中村は「僕は圭くんが洗濯物を干している姿が好きですね。ああいうのはなかなか見れないです」とのことだった。
そんな2人がお互い似ているなと感じていることへ田中は「お互い下積みが長い(笑)。根っこの部分は固いものがあって譲れないものがあるなと思っています」というと、中村は「僕からすると圭さんいい役やってますよ」と、遠慮なく話し田中も「そうかなぁ」と苦笑い。逆に中村から田中へは「繊細で慈悲深い。圭くんと同じ作品で写真をとるときにどんなポーズでもいいですよと言われて、2人だけふざけて寝っ転がったんです。そこのテンション感は似てるなって」と、楽しげだった。