『新しい地図』で俳優・草なぎ剛(46)が、9月24日発売の週刊誌『週刊文春』(文藝春秋社)の人気巻頭グラビア「原色美女図鑑」に、主演映画『ミッドナイトスワン』(監督:内田英治/配給:キノフィルムズ)で演じるトランスジェンダーの「凪沙(なぎさ)」として登場することが14日にわかった。
映画で描かれなかった“凪沙”の姿を、写真家・渞忠之氏が撮影。そこから写し出させる“凪沙”は、時には女優らしく、時には小悪魔のように、時には柔らかな光に包まれ穏やかな表情を見せるなどドキっとする美しさを見せている。さらに、巻末の人気グラビア「男の肖像」では、タレント・草なぎ剛としてのオンからオフまで様々なシーンに密着。番組収録を楽しむ一面の他、合間に見せる真剣なまなざし、そして愛犬・クルミちゃんとのショットなど、いくつもの表情が存分に収められている。
さらに、インタビューはノンフィクションライターの金子達仁氏が務め、本作への役作りや共演者のエピソードはもちろん、草彅剛の表現者として、役者としての素顔を直撃。今までの想いを存分に語っており、草なぎ剛が『週刊文春』をジャックする。
今まで『週刊文春』では、男性キャストが登場するときは「原色美男図鑑」として掲載されてきた。しかし、今回は、映画の主人公であり、新人女優“凪沙”として登場するため、「原色美女図鑑」として掲載を英断。
1989年6月から「原色美女図鑑」の連載を開始し、今年で32年目の歴史の中で、同誌としては初めての大胆な展開となり、ファンならずとも必見なのは間違いなし!9月24日(木)発売の『週刊文春』で詳報。
同映画は、トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿を舞台に生きる凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」。9月25日に公開予定
【STORY】
故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。
【出演】草彅剛 服部樹咲(新人) 田中俊介 吉村界人 真田怜臣 上野鈴華
佐藤江梨子 平山祐介 根岸季衣 水川あさみ 田口トモロヲ 真飛 聖
【監督・脚本】内田英治(「全裸監督」『下衆の愛』)
【音楽】渋谷慶一郎
【配給】キノフィルムズ
【クレジット】©2020 Midnight Swan Film Partner
【公開表記】9月25日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー