俳優・西田敏行(72)、杉浦太陽(39)と辻希美(33)夫妻が19日、オンライン開催された『海と日本プロジェクト『海老の日(R)』記念イベント エビフェス!オンライン2020~海洋ごみとフードロスを削減しよう~』内の『第7回 ベストシニア大賞&ベスト海老大賞授賞式』にVTR出演した。
海の環境・海の仕事・海に抱かれる美しあをまるごと学ぶことで未来に豊かな海をつなぐイベントとして開催。『ベストシニア大賞』は日本で活躍する長寿人や長寿企業を表彰するもので、『ベスト海老大賞』は『海老の日』を祝して健康の象徴である海老に貢献した方を表彰するというもの。『ベスト海老大賞』は昨年はアイドルグループ『A.B.C.-Z』が受賞し話題にもなった。
杉浦&辻夫妻は一生を添い遂げるカイロウドウケツエビ(偕老同穴海老)のように夫婦円満であることで日本の食卓に笑顔を届けることに貢献したということや、日々の海とフードロスに対しての活動をしていることからベスト海老大賞の『ベスト海老カップル賞』を受賞。なお杉浦というと、15日に新型コロナウイルスの陽性と診断され入院したことを公表しているが、それ以前の8月下旬に撮影された映像で夫婦2人で登場となった。
杉浦から「私たち夫婦が『ベスト海老カップル賞』を受賞させて頂きました!」と笑みを見せると辻からは「『ベスト海老カップル賞』を受賞させて頂いて、心から嬉しく思っています。これからも夫婦ともども、カイロウドウケツエビを目指してこれからもずっと生活を続けていこうと思います」と、喜びとともに抱負を。
そして賞状が授与されたが、その中の文面で辻が“歌手”として紹介されており、そこの部分に辻は「ここだけ訂正させて頂きたい……」と、恥ずかしげ。しかし、杉浦は「いや、紅白歌手なんでいいんですよ(笑)」と、イジる。それに辻も乗っかり「エビの歌をぜひ」と、ちゃっかり営業もしていた。
環境活動の話題となると辻が「1歳の3男がちゃんとゴミ箱にゴミを捨てれるようになってるから、正解だと思います」というエピソード。杉浦が感じている家庭内のフードロスへは「妻がごはんをいっぱい作ってどうしようというときに、カレーならカレーうどんにしたりとかしてて」といえば辻は杉浦へ「海老料理の後の殻で出汁をとったりとか好きだよね」と、お互いのことを。
さらに、今回の受賞によりエビ1年分が贈呈。辻は「長女がエビチリが大好きで、食べに行ったときに、長女がぼーっとしている間にエビチリが食べられちゃってて『エビ~!』ってギャン泣きしたことがあって」と、ほほ笑ましい話も飛び出していた。
一方、西田は『釣りバカ日誌』シリーズでの功績や寿司好きなことからベストシニア大賞『食卓笑顔賞』を受賞。西田は『釣りバカ日誌』を通じて「日本は海、山に囲まれた素敵な国ということをあらためて認識しました。ただ最近は海に撮影に行ったりすると、プラスチックごみとかいろんなゴミがいっぱい流れてきたゴミを見るとなんとも切ない気分になりますね。素敵な日本の海にプラスチックのゴミを増やさないように地球人みんなそろって頑張らねばという気持ちですね」と、心情を吐露。
「海は日本だけではなく世界とつながっている海は1つなんですよね。お魚さんには国境はありませんので、世界中う泳ぎ回っているんです。どこの国が出したものであっても、みんな世界を泳いでいる魚さんに影響が出るということだけは言えるので、おいしいお寿司とか、幸せを感じたときを1つフッともう1度海に思いを馳せて頂いて、自分の心で1人1人が海にゴミを捨てないということを想起して頂きたいですね」と、思いを伝え「海を守ろう!」と、呼びかけていた。
ほか『チコちゃんに叱られる!』(NHK)の放送作家・海老克哉氏が『ベスト海老賞』を受賞することとなった。
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