俳優・仲野太賀(27)主演で大島優子(31)、若葉竜也(31)共演している10月3日より公開予定の映画『生きちゃった』(脚本・監督・プロデューサー:石井裕也/配給:フィルムランド)最終予告映像が21日、解禁となった。
本作は、幼馴染みの山田厚久(仲野)と奈津美(大島)、そして武田(若葉)の3人の幼馴染の物語。いつも一緒に青春を過ごしていた3人。30歳になった現在、厚久と奈津美は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日……。厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。感情に蓋をすることしかできなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく……。
今回公開となった最終予告には、心臓の鼓動音と共に、主演の仲野太賀演じる厚久の「何でだろう、声が出ないんだ。日本人だからかな」と発する映像シーンから始まり、妻・奈津美(大島優子)の浮気現場を目撃する厚久、父親ではない別の男と幸せそうに食卓を囲む厚久の娘・鈴(太田結乃)、原っぱを疾走する母(伊佐山ひろ子)、見知らぬ男性に写真を撮られる厚久と両親の姿が不規則に映し出されたのち、若葉、パク・ジョンボム、芹澤興人、レ・ロマネスクら出演者の顔が加速する鼓動音に合わせて次々と切り替わる。そして、悲痛な叫びをあげる大島の姿で鼓動音が鳴りやみ、最後にピアノの旋律とともに、車内でむさび泣き感情を剥き出しにした仲野と若葉の姿を映し出した映像で収束を迎えていく……。
この予告篇の目的として、物語をわかりやすく説明するために重点を置いた従来の予告編ではなく、演者たちの剥き出しの感情に重点を置いた内容に仕上がっている。
映画『生きちゃった』は10月3日より渋谷・ユーロスペースにてR+15で上映!なお、10月以降に『All the Things We Never Said』という英語タイトルで中国および香港、台湾、マカオなど、世界各国の劇場で公開を予定している。
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■最終予告映像
https://www.youtube.com/watch?v=TdbPuLDfJ3E