女優でフィギュアスケート選手の本田望結(16)、タレントでフィギュアスケート選手の本田紗来姉妹(13)が28日、映画『エノーラ・ホームズの事件簿』(Netflix)配信記念トークイベントに登場した。
舞台は1884年イギリス。シャーロック・ホームズの妹・エノーラが謎の暗号とともに行方不明になった母親を追ってロンドンに訪れ、陰謀に巻き込まれながらも、兄譲りの推理力で切り抜けていく姿が描かれる。
姉妹とも英国風のゴージャスなドレス姿で登場。望結は、「正直いうと、重量感がすごいです(笑)。でも、安定感があるんです。普通のイベントよりも緊張感とちょっとお姫様になったような気分になります。きょうでこういうドレスを着るのは最後かもしれないです(笑)」と、気持ちもあがっているようで紗来も「お嬢様になったような気分です」と、にっこり。
さらに、母親にも写真をたくさん送信したという望結は、「『一大イベントだね』『望結と紗来じゃないみたい!』という反応でした。この格好でお母さんに会いに行きたいよね(笑)」と、姉妹でうなずきあった。
作品へ望結は、「1人で観てから妹と一緒に観て2回観ているんですけど、2回観ると新しい発見があって、あっという間に2時間たってて」と興奮するものだそうで、紗来も「はじめから最後までハラハラドキドキで、あっという間に時間が過ぎて楽しい時間でした」と、語っていた。
エノーラ演じる女優ミリー・ボビー・ブラウンは望結と同じ16歳ということで、「同い年というのが信じられなくて、すごくきれいな大人の女性で、エノーラさんの眼力とアクション。ドレスで走るシーンに圧倒されて、私は女優もやらせて頂いているので、どうやって撮影しているんだろうって。この撮影はどうやってやったんだろう、すごく大変だろうなって思いました。このドレスを着て走るのは無理です!」と、アクションに見入ったのだとか。
とくに目を引いたのは、望結も紗来も列車のシーンだったそうで、「列車から飛び降りるシーンは、ハラハラドキドキで、あの選択肢から最後まで一気にという感じでした」という望結に、紗来は「列車から飛び降りるシーンとか、謎解きがあったりとか、次はどうするんだろうと考えるのが楽しかったです」とのことだった。
もしエノーラのような状況に陥ったら、望結は「紗来に頼ります」と言い切る。それはプライベートにも現れているようで、望結は「優柔不断で服を買うのも決められないので紗来の誕生プレゼントを紗来に『どっちがいい?』と聞いて、決まったあとに『誕生日プレゼントや!』と思って」と、抜けているエピソードを披露。ちなみに紗来はそのときに「なんで聞くんやろうと思いました(笑)。気づいてなくて可愛いと思いました」と、どちらが姉かわからないような姿を見せることも。
イベント後半には“本田家の事件簿コーナー”を開催。そのなかで、望結が家族に隠している秘密を告白することに。その答えに『ワンちゃんにおやつをあげている』とした望結は、「愛犬におやつはあげないで、ご飯だけあげるというルールだったんですけど、私になついてほしくて、たくさんおやつをあげていたんです」と、可愛らしいエピソードが飛び出す。
しかし、話は続き「そのことを、番組のアンケートに書いたら、まさか妹もやってて(笑)。話を聞いたらうちの家族7人家族なんですけど、みんなが愛犬に好かれたくておやつをあげていたことが分かって」と、“本田家全員共犯”だったというオチまで話し、紗来は「すごい面白い。みんな、懐かれたいのは一緒だなって」と、笑っていた。
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