『新しい地図』稲垣吾郎(46)、女優・二階堂ふみ(26)が主演する映画『ばるぼら』(監督:手塚眞/配給:イオンエンターテイメント)の本予告が8日、解禁。さらに、特典付きムビチケ前売り券が今月9日より販売されることも明かされた。
漫画家・手塚治虫が1970年代に『ビッグコミック』(小学館)に連載した、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなどさまざまなタブーに挑戦した作品が原作。本作では、問題作を現代を舞台に移し実写映画化した。異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家・美倉洋介を稲垣が、自堕落な性格の女・ばるぼらを二階堂が演じる。
原作の第一話目と同じ美倉のプロローグで始まる本予告。新宿の隅で酒瓶とともに横たわる薄汚れた姿から一変、蠱惑的な瞳で美倉に口づけをする“ばるぼら”と彼女をミューズと信じ、彼女に溺れ、堕ちていく美倉の姿が印象的な仕上がり。予告の中では美倉を誘惑するばるぼら、ナイフを握る美倉の衝撃的な映像や秘書の加奈子役を演じた石橋静河、美倉のライバル小説家・四谷役の渋川清彦、原作さながらの姿を見せるムネーモシュネー役の渡辺えりらの映像も初だしとなる。
また、9日より発売開始となるムビチケ前売り券の特典として、イギリス人デザイナーが手がけた非売品ポストカードのプレゼントもあるとしている。
映画『ばるぼら』はR+15で11月20日よりシネマート新宿、ユーロスペースほか全国公開!
※記事内画像は(C)2019『ばるぼら』製作委員会
■STORY
人気小説家美倉洋介は、新宿駅の片隅でホームレスのような酔払った少女ばるぼらに出会い、つい家に連れて帰る。大酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅力を感じて追い出すことができなかった。彼女を手元に置いておくと不思議と美倉の手は動きだし、新たな小説を創造する意欲がわき起こるのだ。ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった。その一方、美倉はエロティックで異常な幻覚に悩まされる。次第に彼の周囲は現実離れしてゆく。ついに美倉はばるぼらとの結婚を決意するが、それは同時に破滅への入口だった。
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■本予告