森永製菓が、人気のお菓子にオリジナルのパッケージデザインができる「おかしプリント」で、企業や地域の様々な課題を“お菓子”で解決する実験する新サービス「ファンタスティックコンサルティング」を発表した。
今回は、アイウェアブランドの株式会社ジンズとコラボし、新発売のカラコンのパッケージそっくりのハイチュウを制作した『食べるプレスリリース』の取り組みを公開した。
メディアには日々たくさんの情報が届くため、埋もれてしまう可能性がある。また、コンタクトレンズは⾼度管理医療機器というクラスに分類されるため、商品をサンプルとして提供するには眼科の受診を確認し、渡すときには承諾書が必要なため、メディアへサンプル品を一方的に送ることが出来ない。
そこで、「JINS 1DAY COLOR」のパッケージとハイチュウのパッケージの形状が類似していたことに着目。細部にまでこだわり、「JINS 1DAY COLOR」のパッケージそっくりのオリジナルハイチュウを制作し、サンプル品の代わりとして紙のプレスリリースや承諾書を兼ねたサンプル申込書と合わせて提供された。
実際、本物そっくりのハイチュウのパッケージの側面には「この製品は食べられますが、目には装着できません。」との注意書きが受け取った方々からは、「商品と勘違いした」「ユーモアがあって楽しい」「インパクトもあって印象に残る」という声があり、多くのメディアからサンプル依頼の問い合わせがあった。
なお、森永製菓の「ファンタスティックコンサルティング」では、今後も【お菓子でコンサルしてみた】という実験的な企画を発表していく。
■「JINS 1DAY COLOR」
‟いま、⼤⼈にこそカラコンを。” をメッセージに掲げた10⽉22⽇発売のカラーコンタクトレンズ。「カラコン=メイク」と定義し、繊細な⾊味と発⾊にこだわり、品質を担保することで、これまでにない⼤⼈の⼥性が着けたいと思えるカラコンが完成した。メイクアイテム同様、ベースメイクアップとポイントメイクアップの2シリーズがラインアップされている。商品パッケージも⼤⼈⼥性に向けて細部までこだわったデザインで制作されている。
■お菓⼦で美味しく⾯⽩く課題解決︕「おかしプリント ファンタスティックコンサルティング」
「おかしプリント」は⼈気のお菓⼦に、お客さん⾃⾝のオリジナルパッケージがデザインできるサービス。2016年のサービス開始から、主に企業のノベルティや販売促進ツールとして多くの人々に活⽤されてきた。この“お菓⼦”の可能性をさらに広げ、企業や社会の課題に対し、お菓⼦をソリューションにユニークなコンサルティングをする取り組みが「おかしプリント ファンタスティックコンサルティング」。
コンセプトは、“こんなこと出来たらいいな”そんな夢とお菓⼦に秘められた可能性をカタチにすること。東京⼤学⼤学院薬学系研究科の池⾕裕⼆教授と⾏なった「お菓⼦と記憶」に関する研究により、雑貨よりお菓⼦のノベルティの⽅が約2倍記憶に残っているという結果が明らかになった。この研究で明らかになったお菓⼦の持つポテンシャルを社会に落とし込んでいくべく、お菓⼦をきっかけにした「プレミアムコミュニケーション」を提供していく。
出典︓H. Yagishita et al.: J. Neuronet., 1008:1-9 (2020)
■おかしプリント ファンタスティックコンサルティング特設サイト
URL︓https://okashiprint.com/fantasticconsul