サーフィンを題材にした全三部作アニメ『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~』第三章の劇場公開を記念した舞台あいさつ付上映会が31日、東京・新宿バルト9で開かれ陽岡マサキ役・前野智昭、秋月ショウ役・小笠原仁、田中ナル役・中島ヨシキ、厳名コウスケ役・佐藤拓也、松風ユータ役・白井悠介、木戸ナオヤ役・土岐隼一が登壇した。
第三章を迎えた本作について、前野は「やっと『WAVE!!』第三章までご覧いただけて嬉しいです。これがゴールではなく、『WAVE!!』という作品のスタートを切れたと思っております」と、今後の展開へ期待を寄せながらのあいさつ。
本日が人生初めての舞台あいさつの登壇となった小笠原は、「この作品とか関わってから、人生初めての経験をたくさんさせていただいて、僕にとっても大事な作品です。そんな作品を皆様にお届けできるなんて感激」と胸いっぱい。そんな中、佐藤は、「人前に立つ舞台あいさつが久しぶりすぎて、ぶっちゃけとても緊張しています」と、胸中を吐露しながらも、イベントができる喜びを語った。
一緒に収録できていたアフレコ当時のエピソードを聞かれると、すかさず前野は「小笠原くんがガチガチで。ドア横でドアマンの仕事をしていました」と暴露。それに対し「いいじゃないですか~!」と照れる小笠原に、白井は「みんなからいじられている感じが現場の雰囲気を明るくしてくれて、和気あいあ
いとしていたよね」と、小笠原がムードメーカーだったとも。
そんなメインキャスト8人によって結成された“波乗りボーイズ”が歌う、劇場主題歌『伝説のサーフプリンス』など楽曲の話では、土岐が「オーディションの時、みんな歌った?」という質問に、挙手したのは中島のみという結果に「みんな歌ってないの!?」と、意外な裏話が。そのまま、オーディションや当時歌った楽曲についての話題となり、さまざまなエピソードが飛び出し大盛りあがりとなった。
さらに、第三章の見どころへ、ショウの兄である五洋ハヤミチという新キャラクターが話題に上がり、中島は「ショウの面影がとてもある人物なので、どのようにショウや物語と絡んでくるのかワクワクしていただきたい」と、新キャラクターの登場に期待を寄せ、白井も「みんながハヤミチと出会って、どのような葛藤があって、どう成長していくのかが見どころだと思います」と、第三章に訪れる新しい風を予感させていた。
最後は、土岐が「全三部作としては一区切りを迎えますが、ゲームアプリのリリースがあったり『WAVE!!』の波は続いていきますので、応援よろしくお願いします!」と今後の意気込みを語り、小笠原も「プロジェクトの解禁からここまでたくさんのことを経験してきましたが、今後もまだまだ展開が待っていると思いますので、僕たちと一緒にワクワクドキドキしていただけると嬉しいです」とメッセージを。
そして、前野は「世の中が落ち着いたら、『WAVE!!』で登場する場所の聖地巡礼だったり、さまざまな楽しみ方をしていただけると嬉しいです。本日はありがとうございました!」と、締めくくっていた。
『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~』第三章は新宿バルト9ほか全国公開中!
※記事内画像は(C)MAGES./アニメWAVE!!製作委員会