女優・森川葵(25)、松井玲奈(29)、アイドルグループ『ももいろクローバーZ』で女優・百田夏菜子(26)、俳優・三浦翔平(32)が14日、東京・新宿バルト9でアニメーション『魔女見習いをさがして』(監督:佐藤順一/配給:東映)公開記念舞台あいさつを千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、宮原永海、石毛佐和、佐藤監督とともに開いた。
1999年から4年間にわたり放送されたオリジナル魔法少女アニメーション『おジャ魔女どれみ』。本作が20周年を迎えたことから、制作。生まれた場所も性格も違う幼少の頃から『おジャ魔女どれみ』好きだった3人の主人公ソラ・ミレ・レイカが、作品の聖地などをめぐりながら、紡ぐドラマなどが描かれる。
森川は前日に公開され「あっちこっちから嬉しい声が聞こえていて、元々の公開が5月だったので公開できているんだなということを実感しています」と、ついに公開できたことへ胸いっぱいといった様子。
千葉、秋谷、松岡、宍戸、宮原、石毛がキャラクターボイスであいさつしたことに松井は大興奮で「キャストのみなさまの呪文を生で聴ける日が来るなんて心臓のドキドキが止まらないです。どれみちゃんたちに会いたいと思ってくれている方たちがこんなにも多いんだと思って嬉しい気持ちでいっぱいです」と、幸せな時間のよう。
百田は「たくさんの方が楽しみにしてくださっていたので、この日が嬉しいです。メンバーに朝から、『チケットをくれ!』と言われている日々ですが、自分で買ってくれと。チケットをとられずにいるんですが、私の周りのみなさんも楽しみにしている作品なので私もこの日を迎えられて嬉しいです」と、笑みを浮かべた。
そんな本作の見どころへ、森川は、「いろんなところに旅に行くので、外に出づらいときにいろんな場所を堪能できて、ご当地グルメが本当においしそうに描かれるんです。とてもおいしそうに描かれているので、おいしいものを食べに行こうとか、もっと自由に食べに行けるようになったらいいなと思っています」というと、キャスト陣一同うなずく姿が。
松井は「おんぷちゃん推しの大宮(三浦)くんが『どんまい』『ファイト』といわれるのが何度観ても面白なと」と言いつつ、自身はそのシーンのアフレコを同席していたそうで、「そのシーンは大阪弁バージョンも録っていたんです。こっちのバージョンが使われたんだと、私だけが知ってるんだ!ぜい沢だなと思って」と、役得もあったのだとか。
百田は、「あー、どうしようか……いろんなシーンがあるんですけど」と、選びきれない様子だったが、「ミレさんが背負投げをするシーンです。なんかいろんなモヤッとした気持ちが吹き飛んで、格好いい瞬間でした」とのことだった。
イベント中盤には、「あなたにとって“おジャ魔女どれみ”とは?」という質問が全員に投げかけられ、森川は『人生の楽しみを教えてくれた』とボードにしたためると、「私はアニメが大好きですが、『おジャ魔女どれみ』が一番最初に観た作品で、面白くって素敵な作品があるんだって思って人生の楽しみを教えてくれたきっかけの1つです」と、作品にお礼を。
松井は『共通言語』といい『おジャ魔女どれみ』を代表する楽曲『おジャ魔女カーニバル!!』のこととともに話し、『はじめまして』とした百田は、「森川さんと一緒でこんなにアニメに夢中になって作品は初めてで、おんぷちゃんに出会って初めてアイドルというお仕事があるんだって知ったり、クリスマスでサンタさんにおジャ魔女どれみの一輪車を頼んでプレゼントでもらえて、初めて一輪車に乗れるようになったりしたので『はじめまして』という言葉にしました」という。
そんな百田の姿を宍戸がニコニコと見守っていたが、実は百田は宍戸から本作内で話している広島弁の指導も受けたといい宍戸から「広島弁すごく良かったよ」と、声をかけられると、百田は「指導してもらったときに、宍戸さんの広島弁の音声を頂いたんです。それが携帯に入っていて、一生携帯落とせないなって思って!そんな宝物が携帯にあって、家宝です。落とさないように気をつけます」と、思い出にも残ったようだった。
そして締めのあいさつとなったが、松井は作品愛があふれ「どれみちゃんたちに会いたかったんだなと思いました」「ずっと心の支えだったんだなと思います」。キャスト陣がその涙を止めようと、ぱたぱたと手であおいであげる心温まる一幕も見られた。
『魔女見習いをさがして』は全国公開中!
※関連記事
・松井玲奈 鉄道好き観点からの「魔女見習いをさがして」クオリティーに太鼓判!「どれみ好きとしても鉄道好きとしても大満足」