舞台『新サクラ大戦 the Stage』(演出・脚本:伊藤マサミ)ゲネプロが19日、東京・ヒューリックホール東京で開かれ天宮さくら役の関根優那、東雲初穂役の高橋りな、望月あざみ役の寒竹優衣、アナスタシア・パルマ役の平湯樹里、クラリス役の沖なつ芽、神崎すみれ役の片山萌美らが、舞い踊る舞台で魅せた。
本作は昨年12月に発売となったPlayStation(R)4用のゲームソフト『新サクラ大戦』の舞台化作品。舞台上でのキャスト陣の演技とともにゲーム版、アニメ版で神山誠十郎を演じる阿座上洋平も声の出演を果たしている。
ゲームの世界観を再現すべく、サクラ大戦シリーズではおなじみの『LIPS』を舞台でも取り入れており、観客も舞台を創り上げる一員として参加できる仕様。『LIPS』は、各メインキャラクターごとに多数盛り込まれており、キャラクターのさまざまな表情を楽しむことができるものとなっている。
第一部の演劇パートでは、命の恩人である真宮寺さくらに憧れ、降魔から帝都を守る『帝国華撃団』へ入隊した天宮さくらが、仲間とともに困難へ立ち向かっていく。迫力の殺陣のシーンに加え、サクラ大戦シリーズらしい劇中劇や舞台オリジナル楽曲が楽しめるものに。
第二部はLIVEパートとなり、キャラクターのソロ曲など新サクラ大戦の楽曲に加え、過去のサクラ大戦シリーズの楽曲を熱唱。帝国歌劇団の公演を見に来たような仕上がり。全キャストでの楽曲『檄!帝国華撃団<新章>』を歌唱するシーンも見られた。
ゲネプロを経て『サクラ大戦』から音楽を担当し続けている田中公平氏からは、「サクラの舞台が帰って来た!あの伝説のサクラ大戦歌謡ショウとは、別の形ではありますが、正に本物のサクラ大戦でした。歌も踊りもお芝居も殺陣も、本当にハードワークを要求されているのにもかかわらず、花組、芽組の皆さんのキラキラした姿に、物凄い感動を覚えました。そして、現代的なテクノロジーを駆使した素晴らしい演出には驚かされました。素晴らしい舞台です」と、興奮気味なコメントを寄せている。
舞台『新サクラ大戦 the Stage』は19日から23日まで全9好演でヒューリックホール東京にて上演!なお、11月23日の大千秋楽を映像を収録したBlu-ray『新サクラ大戦 the Stage』が2021年3月26日に発売となることも発表となった。
■キャストコメント
○関根優那(天宮さくら役)
やっとこの景色が見られるんだと涙が溢れました。中身が濃くて一瞬に感じるくらい熱量持ってやっています。ずっと心待ちにしてくださっているファンのみなさんの為に、新しい花組の歴史のいい幕開けになる公演にしたいと思います!
○高橋りな(東雲初穂役)
3月の公演延期を経てステージに立てた喜びを改めて実感してます。
そしてやっと全国の隊長さん(お客さま)にお会いできます!!この舞台は見に来てくださる方がいてこそ完成する作品だと思いますので、たくさん心待ちにしてくださっていたファンのみなさまの気持ちを受け取って、全力で初穂を生きたいと思います。
○寒竹優衣(望月あざみ役)
めちゃくちゃ緊張しました。でも途中から自分のリズムを取り戻してきて楽しんでやることができました。
念願だった舞台「新サクラ大戦 the Stage」の幕開け。みなさんと一緒に楽しんで心があったかくなる作品を届けられるよう頑張ります!
○平湯樹里(アナスタシア・パルマ役)
初めて衣装をつけてヘアメイクして、照明やセット全てがある状態で通して、すごくわくわくしたのと同時にそれ以上に緊張して震えました。
でも3月からパワーチャージしてきたわたしたちの舞台を早くお客様に観ていただきたいなと思いました。
○沖なつ芽(クラリス役)
隊長さん達にやっとこの舞台をお届けできるのが楽しみです!花組のかっこよさを伝えられるように全力で参ります!
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