俳優・横浜流星(24)がオンライン配信された『エル シネマアワード2020』内で『エル メン』賞を受賞したことが発表となった。
本賞は、ファッションメディア『ELLE (エル)』が文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約60人で独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶというもので、2015年から開催。横浜は、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る『エル メン賞』を受賞しており、ほか日本の映画界で輝く女優と監督に贈る『エル ベストアクトレス賞』に蒼井優(35)、『エル ベストディレクター賞』に黒沢清監督(65)、『エル・ガール ニューディレクター』賞に池田エライザ(24)が選出された。
横浜は、2020年は映画『きみの瞳(め)が問いかけている』に吉高由里子とW主演として出演し、天才キックボクサー役という難役を、世界大会で優勝したこともある空手経験を活かし、心揺さぶる圧倒的な純愛像で演じ切ったことで受賞。さらに、2020年は日本アカデミー賞新人俳優賞に加え、エランドール賞新人賞を受賞し、映画界のみならずドラマ界でもより一層存在感が増した年にもなった。また、世界的ファッションブランド『ディオール』のメンズ初のジャパンアンバサダー就任や、『第15回ソウルドラマアワード』を受賞するなど、グローバルな活躍も目立っている。
受賞者VTRで着用したのは『ディオール』の洗練されたスーツスタイルで、ブランドの顔として堂々と着こなし、受賞ムードを盛り上げることに。
今回の受賞に、横浜は、「素敵な賞をいただけて、光栄に思っています。いろいろなことがあった1年でしたが、人の優しさに救われた年でもありました」と、感慨深げ。さらに『きみの瞳が問いかけている』へは「作品が良くなるように、観てくださる方々の心を動かせるように、という思いで、全力で役として生きていました。自分の中でとても手応えを感じた作品だったので、少しでもみなさんの心の中に届いているのかと思うと嬉しいですし、僕自身も人として学ぶことが多かったので、これからもずっと心に残るような大切な作品となりました」と、代表作の1つになったと胸を張っていた。
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