アイドルグループ『櫻坂46』が8日、1stシングル『Nobody’s fault』の発売に先駆けて、「デビューカウントダウンライブ!!」を無観客で開催し、全国の117館の映画館でライブビューイングを行い、約3万8000人が映画館に集結するものとなった。
「デビューカウントダウンライブ!!」は、CDリリースという再出発の日に先駆け初となるライブパフォーマンスを、はじまりの地となる東京国際フォーラム ホールAにて開催するというもの。同会場は2016年3月に、欅坂46として「デビューカウントダウンライブ!!」を行っていることで知られている。
定刻になるとOPENINGのVTR、そして新たに制作されたOVERTUREが流れ、白い衣装に身を包んだ14人がステージに現れる。そして、1stシングルの表題曲『Nobody’s fault』を早速披露。衣装のスカートを使ったダイナミックなパフォーマンスで、女性らしい可憐さと力強さを表現。
森田ひかるがセンターを務める『ブルームーンキス』『最終の地下鉄に乗って』を披露し、森田ひかるが代表して本日の思いを伝えた。
別の衣装をまとったメンバーがリズムに乗せて登場し、シンクロするダンスで映画館のスクリーンを盛り立てると、“櫻エイト”の8人も衣装を変えて今度は全員でダイナミックなダンスを披露。
藤吉夏鈴がセンターを務める『Plastic regret』『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』をパフォーマンスし、藤吉のはにかんだ笑顔が印象的なシーンを見せた。
今シングル最後のパフォーマンス衣装を着用したメンバーがカメラに向かってアクションをしながら14人が集合すると山﨑天がセンターを務める楽曲『半信半疑』と『Buddies』を披露。1stシングル『Nobody’s fault』に収録される全7曲を披露すると、26人のメンバーがそれぞれ本日の思いをカメラに向かって伝えていく。
全員が集まると初めて『櫻坂46』のポーズを使った全体あいさつを初披露。「あいさつが初披露、OVERTUREも初披露して、スタートをみんなで切ることができ、ワクワクしています!」と、1期生の菅井友香が気持ちを。
今回はライブビューイングとしてのイベントで会場は無観客。「この会場にはみなさんはいないけど、一緒にいるような感覚でステージに立てました。またみなさんと一緒に楽しみたいです」と、1期生の小池美波も思いを語った。
3曲センターを務めた2期生・森田は「新しい櫻坂として、こうやって初披露させて頂きました。今回はシングルに収録される7曲を披露させて頂きましたが、これからいろいろな楽曲に挑戦して『櫻坂46』としての幅を広げて、世界中の方に知って頂きたい」と決意を発すると、菅井から「実はこの日のために秋元先生が1曲書き下ろしてくれました!本当に温かくて、みなさんと一緒に歌えるような曲になっていますので、ぜひみなさんも一緒に歌って頂きたいです!」と、サプライズ!
グループのアンセムとなる新曲『櫻坂の詩』をスクリーン越しに全員で届け、最後全員で見てくれているファンにあいさつをした後、桜吹雪の中ステージから退場していく。最後に渡邉理佐がステージで一礼をし『櫻坂46』の「デビューカウントダウンライブ!!」は幕を閉じた。
■セットリスト
OVERTURE
M1:Nobody’s fault
M2:ブルームーンキス
M3:最終の地下鉄に乗って
M4:Plastic regret
M5:なぜ 恋をして来なかったんだろう?
M6:半信半疑
M7:Buddies
M8:櫻坂の詩
※記事内写真は「カメラマンクレジット:上山陽介」