グローバルボーイズグループ『JO1』の豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨が19日、初オンライン単独ライブ「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」を開催し、スクリーンを介してJAM(『JO1』のファン)と一緒にトークやゲーム、11曲のパフォーマンスで盛り上がった。
『JO1(ジェイオーワン)』は、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』にて、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で、101人の練習生から勝ち抜いた11人による今年3月にデビューしたボーイズグループ。1stシングル『PROTOSTAR』、2ndシングル『STARGAZER』を経て、11月25日にファーストアルバム『The STAR』をリリースと、着々とその音楽と世界観を世に放っている。
午後8時、メンバーの手が映し出されるなか楽曲『Shine A Light』のイントロが流れ出し、黒のシャツの上に燃えるような紅の上下の衣装のメンバーたちがパフォーマンスをスタート。続けては、画面にも眩いほどの白いライトが照らすなかムーディーな『MONSTAR』で魅せた。
そんなキレッキレのダンスと歌唱で楽しませた11人だが、笑いマシマシお茶目な一面を連発するトークコーナーへ突入。河野がいきなり、「JAM~!JAM~~!!JAMどこだ~!!」と、ファンたちを探す仕草をして、最後は表情を引き締めドキッとするような表情を浮かべる。
佐藤からは「やっとこの日が来ましたね。楽しんでいってください!大好きだよ!」と、呼びかけたり、與那城も「11人でみんなを幸せにしていきます」と、意気込んだ。
今年も残り13日ということで、今年『JO1』に起こった3大ニュースを振り返る『JO1の3大ニュース』を佐藤のセクシーなタイトルコールではじめる。木全が“ニュースキャスター”として、1つ目の『2020年1月東京、2月大阪にて1stファンミーティング』を開催したことを読み上げる。実はそのファンミーティングは、ファンの方々が会場前で整列して待っている姿を非常口からメンバーたちが見ていて感激していたという裏話が飛び出すことも。
2つ目は、『1stSingle 2ndSingle 1stAlbumが音楽チャート1位』を獲得したことで、3つ目は、今月6日の音楽授賞式『2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』にて今後の活躍が期待されるアジアの新人アーティストに贈られる『BEST NEW ASIAN ARTIST』も受賞したことと明かす。3つ目は河野が読み上げていたが、メンバーたちから「格好いい!」と声があがると、気分も乗ってきたのかさらにポージングをとろうとすることもあったりしつつ、ほかにも、日経トレンディ ベスト30に『JO1』がアーティストとして唯一ランクインしたことなど賞レースも数々受賞したことも挙げていた。
続けて、鶴房が『JO1の俺的超プライベートニュース』コーナーをすることを読み上げる。これはメンバーそれぞれが印象的だった今年の出来事を挙げるというもので、大平は、佐藤とともにカレー屋でたまたま武井壮に会い、武井がいつ間にか2人の代金を支払ってくれていて感激したという思い出を。さらに、この場を借りて佐藤と、「ごちそうさまでした~!」と、ペコリと頭を下げた。
白岩は1人暮らしをはじめたことを表す『新しい生活』とフリップにしたためる。同じ回答だったメンバーがおり、そのなかで豆原は自分の部屋の左側に『ルキくん』、右側に『シオンくん』とメンバーの隣に挟まれた部屋に住んでいることも窺わせる一幕が。佐藤は『NAGOYA Two Hours Incident』としており、これは翌日休みということで名古屋に戻っていたそうだが、「名古屋に帰ってゆったりしていたんです。そうしたらマネージャーから『あした仕事に入ってくれ』と。それが朝からの仕事だったから、帰らなきゃいけなくて、名古屋に新幹線でついたばかりで、帰ることになって滞在時間2時間くらいで」と、多忙さを窺わせるエピソードが語られることも。
さらに、大きなフリップに小さく『助けて…』と書いていた川尻。これに川尻は「『OH-EH-OH』の練習を、洗顔しながらやってたら喉に泡が入って、本当に息ができんくなって……。どうしようもなくて、どうしよう!どうしよう!と、隣のとなりの部屋が碧海だったから、ドアを『ドンドンドン!!』と、やったけど気づかれんかった……」と、ことがことだけに必死の訴え。当の金城は「全然気づかんかった」と申し訳なさげ。ちなみに、そのてん末へ川尻は息するの諦めて呼吸を止めていたそうだが、「そうしたらちょっとずつ息を吸えるようになった」と、危機一髪を乗り切ったそうだ。
そんな話の途中でいきなり“速報”が飛び込んでくることとなり、2021年1月18日からキットカットの公式アンバサダーに起用されTVCM、コラボ商品の発売、CMソング『伝えられるなら』の音楽配信がされることが明かされ、来年もさらなる飛躍を感じさせるニュースもアナウンスされることとなった。
再びライブに戻って『KungChiKiTa』、『GrandMaster』を披露しつつ、今度はメンバーたちのクリスマス衣装と思い出が楽しめる映像が流され、映像終わりには、白と赤を基調としたクリスマスを意識した衣装にチェンジしたメンバーたちが『Happy Merry Christma』『やんちゃ BOY やんちゃ GIRL』を雰囲気たっぷりに披露。
後半は、クリスマス感あふれるセットにメンバーたちが移動し、サンタルックで「與那サンタだよ~」と、與那城が5人分しかプレゼントが入っていないという大きな袋を手に登場。そこでトナカイの角のカチューシャをつけたメンバーと5人と、雪だるまのカチューシャをつけたメンバー5人の半々に分けてゲーム対決で勝負。ゲームのうちの1つに5人で手を恋人つなぎして小さなフラフープを5人手を離さずくぐっていくゲームもあり、それぞれのチームワークの良さを窺わせる瞬間もありつつ、優勝したトナカイチームは上限なしで焼き肉をおごってもらうプレゼントがあり、大喜びしていた。
その後、『星に願いを…』と題して、背景の巨大スクリーンに流れ星が流れている間に、ランダムで選ばれたメンバーが願い事を言うというものとなり、鶴房は「ピンポンダッシュをやめてください」というと、金城が頭を下げだし“犯人”だったと告白。しかし、金城には言い分があり、「汐恩に用があって部屋に行ってピンポンしても、なかなか出てこないんです」と、相当にマイペースに対応する鶴房にも原因があったと自戒したり、大平は、「JAMのみんなが幸せになりますように」と、コーナーを締めていた。
アンコール前には『GO』、『OH-EH-OH』、『ツカメ~It’s Coming~』の3曲を連続で披露し、アンコールへと突入。全員が白いシャツとパンツルックとシンプルな装いで現れると、JAMの方々へ向けたというスローなバラードソング『Be With You (足跡) 』を11人で歌い継ぎながら初披露。
そして1人1人のスピーチへ。大平が涙しながら語ることもあり、それをメンバーたちから「ゆっくりでいいんだよ」と優しく温かいセリフがかかるエモーショナルな瞬間もあったり、ファンを前にライブをしたいと気持ちを前に出し、ラストは「僕たちの限界を超える瞬間を見届けてください」などのメッセージからの楽曲『無限大』をパフォーマンス。ライブを走り切り、充実の表情を浮かべたメンバーたちは、ファンへ感謝の言葉を伝えるとともに、手を振り続けるなか終演を迎えた。
■セットリスト
M1:Shine A Light
M2:MONSTAR
M3:KungChiKiTa
M4:GrandMaster
M5:Happy Merry Christmas
M6:やんちゃ BOY やんちゃ GIRL
M7:GO
M8:OH-EH-OH
M9:ツカメ~It’s Coming~
M10:Be With You (足跡)
M11:無限大
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※記事内写真は(C)LAPONE ENTERTAINMENT