元将棋女流棋士でタレント・竹俣紅(22)が20日、東京・福家書店新宿サブナード店で初の写真集『夜明け前、紅さす。』(ワニブックス)発売を記念したイベントを前に報道陣向けに会見を開いた。
元女流棋士、現在はタレントとして活動し2021年からはフジテレビのアナウンサー職で内定していることが報じられている竹俣のいまを詰め込んだ作品。写真集内では、さまざまなシチュエーションに合わせた衣装も着たり、いまの気持ちなどもつづった文章なども掲載している。
クリスマスを意識した紅いワンピースで登場した竹俣。本作を出すと初めて聞いたときの気持ちへ「『えっ、ちょっと、需要あるの!?買う人いるの?』という気持ちと『えっ、なんでいま!?』という気持ちが大きかったんです。でも、いままで応援してくださったファンの方への置き土産のようなものかなと思って」。
それだけに、「いいものを作るべくいろいろ工夫しました。さまざまな制約があるなかで編集部のみなさんが、私のリクエストをできる限り聞いてくださって、思い出深い1冊になりました。できあがった写真集を見たときに、こんなに本の紙がツヤツヤなんだと思ったので、ぜひ実物を手にして頂ければと思います」と、PRにつなげた。
撮影で苦労した部分はないかと問うと「あまりなかったんです。終始楽しい撮影で」と、気持ちも晴れやかに行っていけたと言うが、「強いてあげると、テニスの撮影は大変でした。私としては、キチンとボールを的確に打っていると思ったんですけど、気がつくと、後ろにボールがシュッとすりぬけて転がっている状況になってまして(苦笑)。スタッフのみなさんを呆然とさせてしまって申し訳なかったです」と、はにかんだ。
お気に入りのカットはヨガとストレッチをしている写真。これは普段からしているものだそうだが「そういったところは家族以外は観ていないところなので、最後の写真集ということで、せっかくならカメラに収めて頂きたいなということで提案しました。それと足の裏が写っているページがるんです。なかなか自分では足の裏を見ることもないので、レアな写真だと思います」と、ポイントを挙げた。
今年を振り返って「もうちょっとアウトドアな年にしようと思っていたんですが、コロナ禍で、結局インドアな1年になってしまいしました。思い出として、ビッグなイベントがあったわけではありませんが地道に努力した1年でした。あとは痛かった思い出があって歯列矯正をしていて、口の中をグイーンと器具で引っ張らているような痛い思いをしていた1年でしたが、おかげで口元が引っ込んで、横顔のラインが綺麗に出るようになって。この写真集でも綺麗になった横顔を見ることができると思います」と、積み重ねをしたそう。
そんな竹俣だけに、今年を漢字1字で表すと充実の『充』とし、「来年からのお仕事に向けて、充電した感じがしていまして、家に籠もっていましたけど充実した1年でした」と、笑みを浮かべた。
春からは社会人として、「この仕事を竹俣に頼んでよかったなって思ってもらえるような会社員になりたいです。プライベートではジムに通ってもっと体を作っていきたいなと思います」と、抱負を語ったり、今年のクリスマスは「ステイホームですね。とくに予定もないので、Zoomde女子会をしようかなと思います」とも
写真集の出来を「888点!末広がりで縁起がいいですし、好きな数字で」と、竹俣が自信を見せつつ「もうすぐ始まる第2の人生に向けて、身支度をしているまさにいまの自分のことです。今と未来をテーマとして、清廉性を保ちながらも、私の人生の中では最も色気のある写真が詰まった1冊となっています。これから社会人になる私の、最初で最後の写真集ですので、みなさまにお手に取って頂けると嬉しいです」と呼びかけていた写真集『夜明け前、紅さす。』は24日より2750円(税込)で発売!