『EXILE』で『三代目 J SOUL BROTHERS』の岩田剛典、俳優・新田真剣佑が初共演を果たし2021年1月29日より公開予定の映画『名も無き世界のエンドロール』(監督:佐藤祐市/配給:エイベックス・ピクチャーズ)冒頭シーンの本編映像が24日、解禁された。
『名も無き世界のエンドロール』は作家・行成薫氏の同名作が原作。互いに親がおらず少年期からの付き合いがあり“ある事件”をきっかけに人生が大きく変わってしまったキダ(岩田)とマコト(真剣佑)を描いた作品。自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、キダは裏の社会、そしてマコトは表の社会で、10年もの時をかけ、社会の底辺から必死でのし上がっていく。果たして、異なる世界に身を置く、2人が命懸けで仕掛ける一世一代の企みが描かれる。
今回は、クリスマス・イブに合わせ、まさにクリスマス・イブが舞台となっている本作の冒頭シーンが解禁!キダとマコトが、10年にもおよぶ“ある壮大な作戦”の最終章をスタートさせる重要なシーンとなる。
キダが歩いているのは、クリスマス・イブできらびやかにライトアップされた人通りの多い繁華街。何故かサンタクロースのコスチュームに身を包んでおり、待ちゆく人達は物珍しそうに振り返るものの、格段特に気に留めている様子はない。キダは電話の向こうのマコトへ「どうして俺はこの歳でこんな格好をしてるんだ?」と、何かを確かめるように少し会話を交わし、「神様がたまには世の中の為になることしろって言ってるんじゃない?クリスマス・イブなんだから」とマコトがキダをからかうと、キダは「神様なんているかよ」とすかさず反論する。
短い会話だが、いたずら好きのマコトと、いつもマコトに“ドッキリ”にかけられてしまうキダの普段の関係性が垣間見えるシーンとなる。会話の最後には「キダ、お前にもドッキリ仕掛けといたからな」と、こんな時でもキダへのドッキリを匂わせるようなマコトの台詞も。伏線だらけの物語に、このオープニングシーンがどのようにかかわっていくのか……。
なお、本シーンのロケ地となったのは神戸・元町の実際の街並み。まさにクリスマス・イブといった風景となっているが、実際の撮影は昨年の8月、夏真っ盛りの暑い中でのもの。本作のために、特別に冬季限定の豪華なイルミネーションをメインストリートにあたる大丸神戸店の東側に設置し、人であふれ返るクリスマス・イブの風景を作り出した。本作ではほかにもポートタワーや旧居留地など神戸の名所が度々登場するものとなっている。
映画『名も無き世界のエンドロール』は2021年1月29日より公開予定!なお、本作のその後を描いた岩田主演のオリジナルドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~』も2021年1月29日よりdTVで独占配信される。
※記事内画像は(c)行成薫/集英社 (c)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
■新本編映像YouTubeリンク
https://youtu.be/DOWhbfDCnr8