『EXILE』で『三代目 J SOUL BROTHERS』の岩田剛典(31)、俳優・新田真剣佑(24)、女優・山田杏奈(18)、中村アン(33)が7日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『名も無き世界のエンドロール』(監督:佐藤祐市/配給:エイベックス・ピクチャーズ)完成報告会見を佐藤監督(58)とともに開いた。
作家・行成薫氏の同名作が原作。互いに親がおらず少年期からの付き合いがあり“ある事件”をきっかけに人生が大きく変わってしまったキダ(岩田)とマコト(真剣佑)を描いた作品。自分たちの運命を変えた不条理な世の中に復讐するため、キダは裏の社会、そしてマコトは表の社会で、10年もの時をかけ、社会の底辺から必死でのし上がっていく。果たして、異なる世界に身を置く、2人が命懸けで仕掛ける一世一代の企みとは……。
真剣佑はマコトという役を演じるにあたって、「10年前と現在ということを描いているので、10年前が楽しければ、ラストが生きてくる。幼馴染3人が楽しく生活している話だったり、そういうシーンを見ているそっち側も笑顔にできるようになればいいなと思って演じていました」と、込めた思いを。
撮影現場へ、「1ヶ月ロケ地に泊まりだったんで集中できたというのが大きかったと思います。みんな一丸となっていて、全員がいい作品を作ろうと思って臨んでいたんです。朝まで通しの撮影があっても、誰一人つらそうにしないし、僕もまったくつらかった記憶はございません」というほど、全員が力を入れていたそう。
すると佐藤監督が「真剣佑のラストの方のとあるカットは1カット目でもほぼOKなレベルだったんですけど、ほんのちっちゃなことでもう1回行こうとやって、5回か、6回くらいやったんです。あのシーンの最後の真剣の顔は5、6回やったんです。『こういうことしてみようか』というと、真剣は『おー、ええよ』って」と、軽ーい感じで返していたと証言すると、これに真剣佑は「いやいやいや!待ってください!そんなこと言ってないですからね、僕。ダメですよ」と、驚きの表情を浮かべながら否定し、佐藤監督も苦笑いしながら「ダメか(笑)」と、からかわれる一幕もあった。
続けて、新年の抱負をそれぞれ発表。そのなかで真剣佑は『笑顔』と画面に表示されたことに、首をかしげながら、「僕が伺っていたのは違うんです」と、言い出すことに。この真意について「もともとはもうちょっと長くて、今年は笑顔で終えるために、目の前の1つ1つの仕事を頑張るというものを全部送ったつもりだったんですけど、なんで『笑顔』になったかちょっと分からないんです」と、説明。
それでも、真剣佑は気を取り直して、「このお仕事は特殊で、クランクインして初日があって、1、2ヶ月すると撮影が終わって、その現場は1年くらい後の番宣まで携わることがないんです。その仕事が終わり、次の新しい仕事と考えることがたくさんあるんです。なので頭がパンパンになる前に、目の前にある仕事を頑張ろうということになっています」と、熱い気持ちを明かしていた。
イベント終盤には明日8日が山田の二十歳のバースデーということで、岩田&真剣佑が声を合わせて「お誕生日おめでとう」というと、サプライズのバースデーフラワーをプレゼント。山田へのアドバイスとして、「成人して4歳でなので言えることは少ないですが、いろんなことに挑戦して、失敗恐れずにして頂ければと思います」と、メッセージを寄せていた。
映画『名も無き世界のエンドロール』は29日より公開予定!
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