俳優・岡田将生、志尊淳、女優・平手友梨奈が7日、東京・新宿の花園神社で映画『さんかく窓の外側は夜』(監督:森ガキ侑大/配給:松竹)大ヒット祈願イベントを森ガキ監督とともに開催した。
本作は、霊が“祓える男”冷川(岡田)と“視える男”三角(志尊)のふたりが、“除霊”という特殊能力を使って怪奇事件の解決へ挑む、除霊ミステリー作品。平手は、事件を追う中でふたりが出会った“呪いを操る謎の女子高生”非浦英莉可(ヒウラエリカ)役で出演する。
本作のヒットを祈願し、商売繁盛の利益で知られる花園神社にて、真剣な面持ちでご祈祷を受ける4人の姿が。
その後、場所を移した4人。集まった報道陣の前で公開を直前に控えた心境を語っていくこととなり、岡田はちょうど1年前に行われた撮影を振り返りつつ、「この作品に対してはいろいろな気持ちがこみあげてくる。たくさんの人にこの作品を届けたい」と、熱い想いを口にすると、二人三脚で岡田と支え合ってきた志尊は「熱量と強い気持ちを持って撮影に臨んだ作品。元々は去年の10月に公開されるはずだった作品でもあり、この作品が公開されないと僕の中での2020年は終われない」と、なみなみならぬ意気込みを語った。
続けて、4日後に成人の日を控えていることから話題は登壇者それぞれの20歳の頃の話題に。自身の20歳の思い出を聞かれた岡田は「20歳を迎える年は大学を辞めて、俳優業1本で行こうと決めた年でした」 と20歳を迎える年が人生のターニングポイントであったとしみじみ。
一方、来年新成人となる平手は、志尊から「ハタチになったら僕たち(志尊・岡田)としたいことはありますか?」と問われると、「ずっと言ってるんですけど、2人とお出かけとかしたいですね」と、撮影の時から岡田・志尊をお出かけに誘っていたことを明かす。これに志尊も「来年になって、何も気にせずお出かけに行けるようになるといいね」と、笑顔で答え、和気あいあいといった様子を見せていた。
さらに新年ということで2021年の抱負を踏まえ、“今年やりたいこと”をそれぞれ漢字一文字で発表することに。『豊』と力強く書き下ろした岡田が「昨年は本当に心苦しいニュースが多かったので、今年は自分自身も心豊かに、そしてファンのみなさまにも幸せで心が豊かになるニュースを届けていけるように頑張っていきたい」と話すと、志尊は「昨年は自分にできることを模索しながら自分にできることをやり遂げるんだ、という気持ちで過ごしました。今年は自分自身と向き合った上で一度走るスピードを落として、一歩ずつ地に足を付けて歩いていきたい」と決意を述べ「歩」の一文字を掲げる。
2人に続き「未」と記した平手は、漢字を報道陣に見せながら「未知の未です。この先どのような道が待っているのか、どういう選択をするかわからないのでこの漢字にしました」と、話していた。
最後に「撮影した映画が公開されることが当たり前じゃないんだ、公開ができることの喜びを改めて感じる機会になりました。この作品が一人でも多くの人に届いてほしい」と志尊が語ると、岡田が「この映画のラストには希望が待っています。皆さんの心に少しでも希望が届けられるように、このような状況ではありますが作品を観て希望を感じてもらえたら嬉しいです」と締めくくっていた。
映画『さんかく窓の外側は夜』は22日より全国公開予定!
※記事内写真は(c)2021映画「さんかく窓の外側は夜」製作委員会 (c)Tomoko Yamashita/libre