お笑いコンビ『ぺこぱ』のシュウペイ（33）、松陰寺太勇（37）、タレントで女優・山之内すず（19）が12日、都内で『令和3年「はたちの献血」キャンペーン記者発表会』に登場した。
日本赤十字社が毎年行っている、献血者が減少しがちな冬期において、安全な血液製剤を安定的に患者さんにお届けするため、新たに成人を迎える「はたち」の若者を中心に広く国民各層に、献血に関する理解と協力をお願いしていく『はたちの献血』キャンペーン。今年は、1月1日から2月28日までの2ヶ月間、全国で展開する。2組はキャンペーンキャラクターを務めていることからゲストとなった。
キャンペーンポスタービジュアル衣装で登場した3人。『ぺこぱ』登場前には裏から「ガタっ！」と物音が立つなかだったが松陰寺はスタッフがマイクを落としてしまったというハプニングがあったことを披露しつつ「こういうイベントは緊張しますね」と、さっそく『ぺこぱ』ネタのように肯定してくる姿を見せた。
今回の就任へ山之内は「二十歳代表に選んで頂いて本当にありがたいと思います。もっと、もっと献血を知って頂けたらと思います。若い方に興味を持つきっかけになれば」と、意気込み。シュウペイは「お話を頂いたときに嬉しかったですし、これまでそうそうたる方が就任されているので、メッセージを伝えられたらなと思います」というと、松陰寺は「自分の血液が誰かのためになるのは悪くないだろう」と、決め台詞とともにアピールした。
さらに、献血へシュウペイは「献血ってどうやって行けばいいんだろうと分からない方もいると思うんですが、僕たちを通じて広めていけたらと思いますね」といい、松陰寺は「献血は不要不急に当たらないと思うので」と、気持ちを語った。
さらに「 #今こそ必要」をキーワードとした献血クイズに2組が挑戦。1問目で1年のうち、献血者が最も減少する時期はという質問（答えは冬、冬季）に、シュウペイは「ふーゆ↑」と読む“冬”としたため、松陰寺は冬より寒いという“フヒュ”としたためて盛り上げる。
続けて、キャンペーン中に献血するともらえるプレゼントは？という質問（答えは「はたちの献血」オリジナルミニタオル）へ、山之内は正解を叩き出していたが松陰寺は「キセキのメロディ♪」としたため、この真意へ「誰かのためにいいことをすると気持ちが良くなるじゃないですか。そのときに降りてくるメロディです」と言い切る。雰囲気がゆる～くなるなか、松陰寺はいきなり「♪誰かのための血液」と、即興で歌い出し笑いを誘ったり次の質問でシュウペイが漢字を間違えて書いてしまったことに松陰寺は「前の答えが強すぎたので僕は今、時を流したい」と言わしめシュウペイは「ネットニュースの見出しは決まりましたね『ぺこぱ』PRイベントで“大怪我”」と、ひたすら苦笑いだった。
その後、記者との質疑応答へ。献血をしたことがあるかへ『ぺこぱ』はブレーク前の5、6年前に世間の役に立つことをという気持ちでコンビで行ったといえば、山之内は「学校の地元の駅に献血の自動車が来ていて検査したら、貧血体質ということが分かって」と、トライはしようとしたそうで、「その前の検査で、自分の血液を整えてから行こうと思っています」と、意気込んでいた。
成人式を今年中止する自治体が多かったということで来年新成人となる山之内にコメントを求めると、「私の成人式のときもどうなるかわからないので大変なことになったなと思って。そのぶん個々に集まってカメラマンさんに写真を撮ってもらおうという話をしたいりしていてて、ポジティブにいろいろ考えたいなと思って。来年の今頃にはもっとよくなっていてほしいなと思います」と、願いを込めれば松陰寺は、「できなかった自治体に、時を戻そう成人式をやってほしいなと思います」と、救済策を提案することもあった。
続けて今年の抱負を問うと、山之内は「10代もあと数ヶ月で、やり残したことがないように、後悔しないようにというのと、健康第一に、私も健康に気をつけながらお仕事を頑張りたいなと思います。やり残したことですか？コスプレとか1回挑戦してみたいなと思います」と、希望を挙げる。シュウペイは「去年は『ぺこぱ』がTVに出演させて頂いたりしましたが、取扱説明書という感じだったので、今年はチャレンジの年にしたいなと思いますね。それは『ぺこぱ』としてもそうですし、個人的にもそうです。あと、相方にロケで、罰ゲームをやらせていたので、僕も体を張りたいと思います」というと、松陰寺は前々からその空気を感じていたようで「俺、いつまで続くんだろうと思ってた」と、話していた。
松陰寺としては、「歳を重ねるごとに年齢が出てくるので、メイクでプラマイゼロにしたい。時を戻せないか？去年時を戻そうと頑張りましたけど、戻せなかった」と、苦笑い。さらに、新たなフレーズの開発はどうかとの質問に、「フレーズって作って出てくるものでもないので、世間のみなさんに引っかかる言葉がデレばと思いますね。ただ、『悪くないだろう』はもっとはやってもいいと思うんですけどね」と、実感を話すこともあった。
そして、シュウペイから「献血を通じて知ることも大事ですし、これからの献血だったりをみなさんにもどんどん足を運んでいただきたいなと思います」と呼びかけ、松陰寺は「献血に行くことが当たり前の世界になれば。僕がきょう赤い服を来ている意味を考えてほしいなと思います」と、最後はしっかり決めていた。
