2月11日より公開予定の映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降 Days~』(監督:川野浩司/配給:ローソンエンタテインメント)。本作キャストで『男劇団 青山表参道 X』メンバーで俳優・西銘駿、飯島寛騎のキャラクター詳細と初解禁の場面写真、オフショット写真が12日、公開となった。
本作は、オールナイトニッポンiで配信されているwebラジオ番組『おしゃべや』番組パーソナリティ10人による人気プログラムがスタジオを飛び出し、オリジナルストーリーによる映画化された作品。過去に存在したラジオ局を自分たちの手で復活させるべく、「―かつてのラジオを再び!!」の気持ちとともに、神奈川・伊勢原市に集まった若者たちの青春ストーリーとなっている。
西銘が演じるのはラジオの構成を担当するアクト役。劇団所属の無名役者だったが、『あふりラジオ』というラジオの募集広告を見て雨降山にやってくる。役者としての夢は実らなかったが、構成作家としてこのラジオは成功させたいと、一生懸命面白い企画を考えるが、人に受ける事ばかりを気にしている。最初は空回りすることも多いアクトだが、ラジオを通して人間としても成長していく姿や、熱演ぶりを披露。ちなみに、役名のアクトは元劇団員の役者の“演じる”という意味の英語が由来となっている。
一方、飯島は、カフェの経営者でラジオの発起人のニガリ役。豆腐料理店を営んでいた父がかつてやっていた地元の人々を楽しませてきたラジオ番組が好きで、そのラジオを復活させるべく『あふりラジオ』を立ち上げる。クールで口数は少ないが、ラジオに対して誰よりも熱い想いをもっているニガリ。これまでの役者人生で、ダサくても丁寧に伝えることの大切さを学んだという飯島が、本作でラジオの持つ“伝える力”を信じている役を演じる。役名のニガリは、父親が豆腐屋ということで豆腐を作る凝固剤として使われる“にがり”が由来となっている。
また、1月からは今回紹介された西銘と飯島がメインパーソナリティーを務めるラジオレギュラー番組『おしゃべやザ・ムービー 西銘駿と飯島寛騎のツナガレラジオ』(ニッポン放送、日曜午後5時40分~)の放送がスタート。映画の魅力を伝えるほか、共演したおしゃべやメンバーをゲストに迎え、映画にまつわるエピソードなどが披露される予定となっている。なお、おしゃべやの会員制サイト『おしゃべやメンバーズ』では会員限定で番組のプレトークとアフタートークを楽しむこともできる。
■STORY
「ラジオしか勝たん!!」
10名の“ワケアリ”男子が共同生活開始―?!
あなたの声、僕たちが届けます!
夢に破れた 10名の若者が自分自身を取り戻すべく、“雨降山”へ集う。
ラジオにかける彼らの思いは、人々を「ツナグ」ことができるのか―!?
往年のJ-POPヒット楽曲カバーに乗せ、彼らの共同生活が今、始まる―。
■CAST
アクト:西銘駿
ニガリ:飯島寛騎
クッパ:阿久津仁愛
ミュート:井阪郁巳
コーシ:橋本祥平
マクロ:深澤大河
ディジェ:ゆうたろう
セルガ:板垣李光人
バントー:立石俊樹
ジム:醍醐虎汰朗
田中真弓(特別出演)
イッセー尾形
※記事内画像は(c)2021「雨降ラジオ」製作委員会