野田秀樹が作・演出を務め歌舞伎俳優・中村勘九郎、松本幸四郎、中村七之助らが出演しているシネマ歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』のBlu-ray&DVDが4月7日よりリリースされることが13日、発表となった。
本作は、坂口安吾の小説『桜の森の満開の下』と『夜長姫と耳男』を下敷きに書き下ろした舞台『贋作・桜の森の満開の下』。劇団『夢の遊眠社』により初演されて以来、安吾作品のエッセンスを随所に散りばめた壮大な戯曲、妖しく圧倒的に美しい世界感が多くの観客の心を奪い、常に上演を望む声が聞かれる作品として知られ、歌舞伎化されたものとなる。
2017年8月に歌舞伎座『八月納涼歌舞伎』にて上演され、連日満員御礼の大盛況となった『野田版 桜の森の満開の下』。19年にはシネマ歌舞伎として公開され、ファンからの熱望の声を受け、桜の季節に合わせてパッケージ化されることとなった。
数量限定仕様には、コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなど、多岐にわたり活躍し、また、本作でも衣裳を手がけた、ひびのこづえ氏のデザイン・監修による、特製ケースが付いてきます。本作のイメージで描かれた1本の巨大な桜の木と鬼の面があしらわれています。また、舞台写真を使用したポストカード(3枚)も付属されるという。
■配役
耳男:中村勘九郎
オオアマ:松本幸四郎
夜長姫:中村七之助
早寝姫:中村梅枝
ハンニャ:坂東巳之助
アナマロ:坂東新悟
ビッコの女:中村児太郎
左カタメ:中村虎之介
右カタメ:市川弘太郎
エナコ:中村芝のぶ
マネマロ:中村梅花
青名人:中村吉之丞
マナコ:市川猿弥
赤名人:片岡亀蔵
エンマ:坂東彌十郎
ヒダの王:中村扇雀
■スタッフ
坂口安吾作品集より
作・演出 野田秀樹
美術 堀尾幸男
照明 服部基
衣裳 ひびのこづえ
美粧 柘植伊佐夫
音楽・作調 田中傳左衛門
附師 杵屋巳太郎
作曲・効果 原摩利彦
音響 zAk
振付 井手茂太
立師 渥美博
■STORY
深い深い桜の森。時は天智天皇が治める時代。ヒダの王家の王の下に、三人のヒダの匠の名人が集められる。
その名は、耳男、マナコ、そしてオオアマ。ヒダの王は三人に、娘である夜長姫と早寝姫を守る仏像の彫刻を競い合うことを命じるが、
実は三人はそれぞれ素性を隠し、名人の身分を偽っているのだった。
そんな三人に与えられた期限は3年、夜長姫の16歳の正月まで。やがて3年の月日が経ち、三人が仏像を完成させたとき、それぞ
れの思惑が交錯し…。
(本編:約133分)
※記事内画像は(c)松竹株式会社