俳優・西銘駿(22)、飯島寛騎(24)、深澤大河(26)、ゆうたろう(22)、板垣李光人(18)、醍醐虎汰朗(20)、立石俊樹(27)が20日、都内劇場で映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降 Days~』(監督:川野浩司/配給:ローソンエンタテインメント)完成記念トークイベントを川野監督(48)とともに開催し、司会はニッポン放送の吉田尚記アナウンサーが務めた。
本作は、オールナイトニッポンiで配信されているwebラジオ番組『おしゃべや』番組パーソナリティ10人による人気プログラムがスタジオを飛び出し、オリジナルストーリーによる映画化された作品。過去に存在したラジオ局を自分たちの手で復活させるべく、「―かつてのラジオを再び!!」の気持ちとともに、神奈川・伊勢原市に集まった若者たちの青春ストーリーとなっている。
会場はメディアと関係者以外無観客状態で配信でのものに。飯島は西銘と一緒に実際のラジオ番組のパーソナリティを務めているということで「彼(西銘)は沖縄で、僕が北海道で視聴者の声を聴きながらなので、普段つながらないところで、つながれるという感じで」と、ラジオによってより距離が近くなっていると効果を実証。
続けて撮影へ、ゆうたろうは、「僕ららしく楽しく撮影できたと思います」と話していたが、川野監督は10人もキャストがいると、撮影のために置いていたお菓子を食べてしまい美術スタッフが怒っていたというエピソードや「指示とかも聞かなかった」と明かされ、7人も心当たりがあるのか苦笑い。
しかし、そういった素のような姿を撮りたかったという川野監督としては、笑いながら見守っていたと明かし、これに胸をなでおろした立石は「肉を焼くシーンで肉がセットのなかで焼き上がっているんですよ。スタッフさんは撮影の準備をしていたので、僕たち食べてました」と、告白しだす。その証言に6人は“食べてない!”と最初は主張していたが、立石が西銘が食べていたと名指しで挙げると、西銘は「毒味みたいな感じで」と、はにかみながら話したり飯島まで「食べていた」と巻き込んで会場を沸かせたり、醍醐は「僕は比較的真面目にやってました!」と主張すると、6人が“おいおいおい!”とツッコみが飛んで和気あいあいと、撮影の様子が伝わってくる一幕もあった。
さらに、西銘は川野監督から撮影中アドリブをしていいという指示を受けて連発していたそうだが川野監督は「結構スベってました」と、話し、西銘もこれにはがっくりとうなだれる様子も。ただし、川野監督は「スベっても前向きに向かっていく姿勢が良かったです」と、姿勢を讃えていた。
トークでは事前にファンから劇中で90年代のヒット曲をそれぞれがカバーしているということでその感想を尋ねたり、「1番NGを多く出した人は誰ですか?」という質問に、5人がセリフ量も人一倍多かったという西銘を指名し、川野監督も西銘だったと話しつつ、先程と同じく「チャレンジをしてくれてましたから」と、しっかりフォローしていた。
イベントの締めくくりには、キャスト7人からコメントも寄せられた。
醍醐は「ロケ地がすごく自然に囲まれて下町感があって。すごい場所で撮ってくださって、観ているだけでもいい画なので、コロナが落ち着いたら観に行ってもらえれば」。
立石は「普段ラジオをやっていて、ラジオを通して、90年代の曲とかにも触れる機会があって、前の世代と繋がれたなと思います。心に届くものですので、ぜひ劇場に足を運んでください」。
板垣は「つながるというものが、途切れざるおえない状況ですが、あらためてつながるということの大切さ、温かさはこの映画から感じて頂けるのではと思っています。1つの希望のようなものだと思って観て頂ければ。ゆうたろうくんの可愛さにも癒やされると思います」。
ゆうたろうは「コロナ禍の前に撮影しましたけど、前の撮影だから劇場にお越しくださいと大きな声で言えません。けど、温かい気持ちになって帰ってもらえれば」。
深澤は「この映画は肩の力を抜いてぜひ観て頂きたいなと思います。ほほ笑ましいシーンがたくさん詰まっています。この映画を観て笑って免疫力を高めて頂ければ」。
飯島は「みなさんが言っていた、つながる。聴いてくださるみなさんと以心伝心してつながっていると思います。青春ってみなさんが想像しているのは10代のときだと思いますけど、30代、40代、50代で生まれる青春もあって、その時生まれるもの、やりいことなどに全力で立ち向かっていく姿は、観る世代によって感じ方が違うのではないかなと思います。僕らにしか歌えない『イージューライダー』を歌えたと思います。いろんな楽しみ方があるので、お時間あるときに立ち寄ってもらえたら。以上、“本当の可愛い担当”飯島寛騎でした(笑)」。
西銘は、「本当にこういう大変な時期で、たくさん考えたり、悩んだりしながらコロナ前に撮影をして、すごい期間が開いて、コロナのときに本当に上映されるのかと、不安だったんです。でも、スタッフさんやキャストさんのおかげで世の中に公開できて、より多くの人に見てもらって元気をすごく与えられる作品になっていると思うので、2月11日を期待して待っていてください」と、話しイベントを結んだ。
映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降 Days~』は2月11日より公開予定!
■STORY
「ラジオしか勝たん!!」
10名の“ワケアリ”男子が共同生活開始―?!
あなたの声、僕たちが届けます!
夢に破れた 10名の若者が自分自身を取り戻すべく、“雨降山”へ集う。
ラジオにかける彼らの思いは、人々を「ツナグ」ことができるのか―!?
往年のJ-POPヒット楽曲カバーに乗せ、彼らの共同生活が今、始まる―。
■CAST
アクト:西銘駿
ニガリ:飯島寛騎
クッパ:阿久津仁愛
ミュート:井阪郁巳
コーシ:橋本祥平
マクロ:深澤大河
ディジェ:ゆうたろう
セルガ:板垣李光人
バントー:立石俊樹
ジム:醍醐虎汰朗
田中真弓(特別出演)
イッセー尾形
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