宮田俊哉ドラマ「華麗なる一族」に知識ひけらかすエリートで松本穂香と“お見合い”な役で出演!新川優愛はかつて藤ヶ谷太輔演じる銀平の恋人役に

宮田俊哉ドラマ「華麗なる一族」に知識ひけらかすエリートで松本穂香と“お見合い”な役で出演!新川優愛はかつて藤ヶ谷太輔演じる銀平の恋人役に1

 “キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉が4月18日より放送スタート予定のWOWOW開局30周年記念『連続ドラマW 華麗なる一族』に出演することが29日、発表となった。

 本作は 作家・山崎豊子氏原作の作品。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。主役・阪神銀行頭取の万俵大介役を中井貴一、その長男・鉄平役を向井理、次男・銀平役を『Kis-My-Ft2』藤ヶ谷太輔、大介の愛人・高須相子役を内田有紀、大介の妻・寧子役を麻生祐未、長女・美馬一子役を美村里江、次女・万俵二子役を松本穂香、三女・万俵三子役を福本莉子。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡里帆が、元通産大臣の娘で鉄平の妻・万俵早苗役を笹本玲奈が、大蔵省に勤める一子の夫の美馬中を要潤が演じることとなる。

 宮田は佐橋総理婦人の甥で東大法学部卒、業界大手の帝国製鉄秘書課勤務のエリート社員の細川一也役で出演。外務官僚の小泉夫人の遠縁で、美馬中(要)と相子(内田)によって二子(松本)と見合いをすることになる。容姿端麗、博学多識で縁談相手としては申し分ないが、知識をひけらかすところが玉に瑕。細川自身は好意を持っている様子だが、二子の気持ちは……という役どころとなっている。

 なお、今回の発表ではオールキャストが解禁となり、宮田のほかにも、新川優愛、六角精児、甲本雅裕、温水洋一、堀部圭亮、井上肇、細田善彦が出演することとなっている。

 以下、出演キャストの役柄の詳細。

 ○小森章子(新川優愛)
 銀平(藤ヶ谷)の元恋人で画家の卵。まだ銀平が冷め切った態度になる前、2人は愛し合っていた。だが、万俵家の縁組みのルールが障害となり2人は結婚に踏み切ることができなかった。章子は銀平のもとを去り、絵を勉強しにパリへ発った。兄・鉄平(向井)がシカゴに出張に行った際に、個展を開く予定の章子と邂逅し、銀平の今を章子に告げる。

 ○綿貫千太郎(六角精児)
 大同銀行専務。大同銀行は生え抜き派と日銀からの天下り派に分かれており、あからさまに態度には出さないが、生え抜き派の綿貫は新頭取の三雲(石黒賢)をはじめとする天下り派を疎んでいた。叩き上げの専務らしい野暮ったさがあり、三雲とは正反対の存在。三雲が鉄平率いる阪神特殊製鋼に肩入れしていることを快く思っていない。

 ○銭高孫六(甲本雅裕)
 阪神特殊製鋼常務。元阪神銀行本店の融資部長で、大介(中井貴一)の意を受けて、阪神特殊製鋼の経理担当役員として送り込まれた。高炉建設に関して、予算面での折り合いが付けられるか疑問に思っており、不安を吐露する。財政面に絶えず眼を光らせながら、逐一、阪神銀行へ報告している。

 ○田中松夫(温水洋一)
 大蔵省銀行局の官僚。金融検閲を予告なしに検査し、徹底的に内容を洗い出す金融検査官。田中は美馬中(要潤)よりも年上であったが、東大出のキャリア組の美馬とは違い、万年冷飯食いのノン・キャリア組で、2人の間には主計局次長と検査官という大きな隔たりがある。美馬は大介に預金高中位の銀行の経営内容を洗うよう言われ、あることを条件に田中に各行の検査報告のコピーを極秘に渡
すよう頼む。

 ○渋野(堀部圭亮)
 阪神銀行常務、融資担当。阪神銀行の体質改善を図るためという名分で、能力厳選主義で選び抜かれ、抜擢されたエキスパート。貸付をしている太平スーパーの資金不足の問題に銀平とともに対峙する。

 ○大亀(井上肇)
 阪神銀行専務、経理担当。大介が人間的な弱さを安心して露呈できる存在。企業のトップとして決断に迷う時、不安に襲われる時、また銀行の頭取という品位が問題にされそうな時、大介は大亀を呼んで心中を吐露した。

 ○速水英二(細田善彦)
 阪神銀行頭取(大介)の秘書。銀平と同い年、同じ大学で経済を学び、同期で阪神銀行に入社。銀平と速水は行内では営業の貸付課と秘書課に分かれ、ほとんど言葉を交わすこともなかったが、銀行の外で顔を合わせれば、友人同士の親しい言葉を交わし合う間柄。優れた知性と情感を兼ね備えており、大介からの信頼もある。

 ※関連記事
 ・向井理、キスマイ・藤ヶ谷太輔ドラマ「華麗なる一族」で兄弟役のビジュアル公開!「血の繋がりとはなんだろうか。家族とは、親族とは……」