アイドルグループ『櫻坂46』の森田ひかる(19)、渡邉理佐(22)、『日向坂46』の齊藤京子(23)、濱岸ひより(18)が29日、ひかりTVオリジナルドラマ『ボーダレス』記者発表会に登場した。
株式会社NTTぷららの映像配信サービス『ひかりTV』で、2021年3月より『乃木坂46』、『櫻坂46』、『日向坂46』の混合キャストで送るオリジナルの本格ミステリードラマとなる。少女たちの絶望的な孤独を描く一方で、傷つきながら、それでも自由に生きよというメッセージを込めて制作されている。
リモートで『櫻坂46』小林由依(21)、『乃木坂46』早川聖来(20)、謎の少女として登場する『乃木坂46』の遠藤さくら(19)撮影現場よりリモートで参加するなかで開催。ボーダーシャツにエプロン姿の小林が「いい雰囲気で楽しく撮影させて頂いてます」と、ニッコリ。
そんな小林へ、「隠し事がうまいメンバーは?」との問いかけがあり、「渡邉理佐で、さらっと隠し事をしている感じで、ミステリアスな部分があったりとか」と指摘すると、渡邉は「顔には出ないように。ごまかすことが得意と言ったらあれですけど……できます」との返答が。
さらに遠藤へも似た質問でミステリアスだなと思うメンバーを聞くと、「同期の掛橋沙耶香ちゃんです。普段から一緒にいるときに謎だなと思うときが多いんです。私生活も謎に包まれていて」と、しみじみ話していた。
早川へは、作品に共感した部分は?との質問が。「役は私と性格も真反対な気がしています。私はたくさん人に何でも思ったことを話すんですけど、私の演じる役は秘めるタイプなので言葉に出さないで表情などが大切になっていく感じです」と、違いを説明。
続けて、今回の話が来たときに齊藤は、「3坂道合同ドラマというのが初めてで、同じ坂道グループでもお会いできないみなさんなので、今回を機にお話をさせて頂けるのが嬉しいです。それと、ファンの方もあまり観たことのない絡みが観れると思うので楽しみにしていてもらえれば」と呼びかけ、森田へは台本を読んだときの感想を求めると、「ドラマとか演技に挑戦するのが初めてで、これが台本なんだと思いました。どういう展開が繰り広げられるのか読んでいて面白かったです」とのことだった。
撮影現場では、お互いをどう呼んでいるのかとの声には、小林は、早川を「聖来ちゃん」と呼び、逆に早川は小林を「『お姉ちゃん』と呼んでます」と、2人で笑い合う様子が。渡邉は濱岸を「『ひよりちゃん』とか『ひよたん』とかそういう感じで呼んでます」とのことで、濱岸は「『理佐さん』と呼んでます」と話していたが、その後、身悶えながら「でも、なんかもうちょっと……理佐お姉ちゃんと呼ばせてほしい!」と、勇気を振り絞り、これに渡邉も「呼んでください!」と、快諾!この渡邉と濱岸に続くように、齊藤は森田を「『ひかるちゃん』と呼んでます。でも、『るんちゃん』と呼びたいです」と告白すると、森田も「ぜひ呼んでください(笑)」と、返していた。
ほかにも齊藤からドラマ出演経験がグループ内で多い小林へ「ドラマ出演が多いと思うんですけど、台本のセリフをどうしたら早く覚えられますか?」と問いかけると、小林が「私がやっている方法だとボイスレコーダーに自分の入っているところの部分を練習しています」と、具体的なアドバイスを送り齊藤も「私も学ばさせて頂きます!」と目を輝かせたり、遠藤から小林へ「カメラの前で緊張しないようにするには?」と尋ねると、小林
私も緊張するタイプで、最近ではスタッフさんと話をして緊張を少なくなるように」と、コツを伝授したりと交流を見せていた。
ほかにも、劇中で起こる“ある事件”によってそれぞれのキャラクターが交わっていくという作品になるとのことで、渡邉へは自身の周りで起こった事件について質問が。これに渡邉は「1人暮らしをしているときと自炊をしていると食材を腐らせて捨ててしまうということが多々ありまして……どうにかして使い切りたいんですけど、どうにもできないんです。ちょっと頑張りたいと思います」と、お料理に気合を入れていた。
そして作品のジャンルにちなんだ推理ゲームを行い盛り上がりつつ、その後、記者との質疑応答へ。撮影のエピソードなどを尋ねると、森田は「ちょっとしたことで笑ってしまうんですけど、齊藤京子さんも同じ部分があってテストの部分で笑いが止まらなくなってしまって」と、ついつい笑ってしまうと話すと、齊藤も苦笑いしながら、「ゲラ(笑い上戸)なので、ゲラを我慢するという壁(ボーダー)をこの撮影中に超えたいです。このドラマをやっていくうえで絶対必要なことなので」と、必要に駆られている部分があると主張していた。
3坂道合同ということで、お互いのグループで不思議だなと思っていることは?との質問に渡邉は、『櫻坂46』の楽屋が「それぞれ自分のことに没頭している感じがして」と静かなことに対して『日向坂46』の楽屋は騒がしいくらいと話していた齊藤へ「なんでそんなに明るいんですか?」と問うと、リーダーの佐々木久美のことを挙げ「楽屋番長みたいなくらい明るいんです。楽屋に隠しカメラがあってもいいものが撮れると思います」と、佐々木の存在が大きい感じを窺わせることに。
続けて齊藤は、「ひかるちゃんと毎日撮影してますけど、しっかり真面目に撮影しているように見えるんですけど、テンションが上がると不思議な行動をするんです。先日も、木の枝をとってトナカイの角みたいと頭につけてて、時折見せる子供っぽいところが不思議だと思いますね」と、森田の一面を浮き彫りにし森田を照れ笑いさせる一幕もあった。
ひかりTVオリジナルドラマ『ボーダレス』は3月より放送予定!