俳優・中村倫也(34)、女優・北川景子(34)、芳根京子(23)、窪塚洋介(41)、板尾創路(57)、木村佳乃(44)が11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『ファーストラヴ』(監督:堤幸彦/配給:KADOKAWA)初日舞台あいさつを堤監督(65)とともに開催した。
作家・島本理生氏の累計発行部数12万部を超えるベストセラーの同名小説が原作。アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる作品。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理師・真壁由紀を北川が。父親殺しの容疑者・聖山環菜役を芳根、由紀の夫であり、迦葉の兄・真壁我聞役を窪塚が演じている。中村は由紀の義理の弟で、由紀とともに、事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉役で出演となる。
有観客で全国314館にライブビューイングされるなかでのものとなり、中村は手を振りながら「全国~!」「ハハハ!!」と、ニコニコ。
自身のあいさつの際には「元気ですかっ!?」と、勢いよく声を出し、盛大な拍手が返ってくるというなか、窪塚が「俺やろうと思ってたのに~」と、“クレーム”を入れ笑いを誘う一幕もありつつ、「本日はお越しいただきましてありがとうございます。裏でしゃべっていたんですけど、あまり実感が湧かなくて。でも、こうしてお客さんが久しぶりにいるのを見ると、幕が開いたんだなって実感を感じております」と、しみじみ。
続けて、「ハンカチのご用意をね、ぜひこれから観に来る方にはして頂きたいですね」と、本作が感動の仕上がりをしているため涙を拭うものを……というかと思いきや「やっぱり花粉症がね(笑)」と、茶目っけを爆発させ笑いを誘った。
キャスト陣がどんどんあいさつしていくなかで木村と、板尾がネタバレのようなコメントをしだし「先輩!ネタバレ気をつけてくださいね。メディアの方もいらっしゃるので」というと、木村は「いまの部分は聞かなかったことにしてください」と、ストレートなお願いをしたり、止まらない板尾には「全部言っちゃうんですね」と、ツッコむ。さらには、窪塚がポケットに入れていた携帯電話が鳴って苦笑いする一幕もあった。
作品にかけて、最近愛を感じたことはという質問もあり、これに中村は、「ご覧になった方は分かると思うんですけど、エンドロールのところでも、結構シーンというか芝居が繰り広げられているんです。この作品の撮影中に堤監督から10数行のセリフをパッと渡されたんですよね。それにゾッとしたんです。台本にはなかったやつなんです。で、マジすか!?と思ったんです」と、面食らったのだとか。それでも、そのエンドロールに出てくるキャラクターの気持ちを「役の描かれていない部分も描いたら思い白いと思って。そのアイデアを描いてあげたいと感じてくださったことに愛を感じましたね」と、しみじみ。堤監督がその真意を話したが中村はそれを聞いて「全国の7000万人いる弁護士と公認心理師の方に観て頂きたいですね」とのコメントを残していた。
一方、芳根は「私自身北川さんからたくさん愛を頂いた」と、北川愛が強い発言を繰り出すと、笑みを浮かべながら見守っていた中村へ芳根が「中村さんなんですか?」と、尋ねだし、中村は「いや好きすぎるんですよ。芳根さんが北川さんのことを!さっきも北川さんが口を開くとパッと見て、うなずきながら静かにうなずいていて。この場所から眺めているのが一番おもしろいんですよ。1番良いアングル」と、裏付けるような証言が。
しかし、芳根の北川愛はそれだけにとどまらず、「中村さんが北川さんのことを“景ちゃん”と呼んでいるのが羨ましくて、“景さん”って呼ばせてもらってます」と、前のめりな発言が飛び出し、中村は「怖い、怖い、怖い……譲るよ、じゃあ」と慄くあまり、“景ちゃん”を放棄せざるおえない状況になっていた。
映画『ファーストラヴ』は全国公開中!
※中村倫也過去記事
・中村倫也 芳根京子の北川景子愛深さに“景ちゃん”呼びを継承!「先輩ネタバレしないでください!」と止めたり窪塚洋介から“クレーム”も
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