ダンスロックバンド『DISH//』の北村匠海(23)が2022年公開予定の映画『明け方の若者たち』を主演することが22日、発表となった。
本作はウェブライター・カツセマサヒコの長編小説デビュー作。下北沢、明大前、高円寺…退屈な飲み会で出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、“こんな
はずじゃなかった人生”に打ちのめされ…。大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤、現代でしか表現できない“エモさ”を描き出している。
23歳新進気鋭の松本花奈監督がメガホンを執り、脚本は小寺和久氏が務めている。
北村は「『明け方の若者たち』で主演を務めさせて頂けることになりました。松本監督とは10年前、共演者として学園ドラマで出会い、そして今お互いの道を進んでやっと再会できました」と、旧知の仲の松本監督との再会に感慨深げ。さらに、「映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の“本物の青春”と重なっていて、もう2度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、みなさんも思い出せるかもしれません。お楽しみに」と、メッセージを。
一方、松本監督は「カツセさんの紡ぐ言葉の、笑顔でいるけれど本当は少し寂しかったりとか、夢を追いかけることをやめたけれど本当はどこかで希望を捨てきれていなかったりとか、決して単純ではない、濁りのある感情の描写がとても好きです。そんな繊細でリアルなこの物語を、北村さんとともにつくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います」と、思いを馳せている。
原作者のカツセ氏は、「初めて書いた小説が、発売して一年も経たないうちに映画化発表されて、しかも、その主演が北村匠海さん?どこからがドッキリですか。まだ実感が沸かず、フワフワとした気持ちでいます。小説を子供とするならば、映画は可愛い甥っ子といったところでしょうか。松本監督と素晴らしいキャスト・スタッフ陣に全て委ねて、温かく見守ろうと思っています。本当に楽しみです!」と、コメントを寄せている。
映画『明け方の若者たち』は2022年全国ロードショー予定!
■あらすじ
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
その16文字から始まった、沼のような5年間。
明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。
本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。ふたりのために買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。
世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、””こんなハズじゃなかった人生””に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが、救いだったあの頃。
人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。
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