豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨のグローバルボーイズグループ『JO1』が20日、オンラインライブ「JO1 Live Streaming Concert 『STARLIGHT DELUXE』」を開催した。
『JO1(ジェイオーワン)』は、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』にて、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で、101人の練習生から勝ち抜いた11人による昨年3月にデビューしたボーイズグループ。1stシングル『PROTOSTAR』、2ndシングル『STARGAZER』を経て、ファーストアルバム『The STAR』をリリースと、着々とその音楽と世界観を世に放っている。
2021年初となる本ライブでは、“JO1と一緒に宇宙旅行をする”がコンセプト。開演前には宇宙船で宇宙空間を旅しているような映像とともに、船内アナウンスもあり、「“JAM(ジャム)”(『JO1』のファン)のみなさま、はじめまして、こんにちは。本日は、ご搭乗頂きありがとうございます。この宇宙船は2021年3月4日に出発し、354日が経ちました」と、切り出すとともに『JO1』が9兆キロ以上先の星で待っているという壮大な感じを窺わせるところから始まるものとなった。
午後7時の開演時間となると、『JO1』の待つ場所に宇宙船が着陸。会場に設置された11分割された大スクリーン内でプロモーションビデオのように11人が歌う『Starlight』の映像が流れる。曲終わりで、11分割されたスクリーンが上にあがっていくと、紺色を基調とし星が散りばめられたような衣装で本人たちがステージにお目見え。そのままフォーメーションを組むと、爽やかな曲調の楽曲『Shine A Light』のパフォーマンスを繰り広げた。
スローなバラードナンバー『MONSTAR』を披露した後にはMCコーナーへ。メンバーたちから第一声で「JAM~!」と、ファンとつながっていられることに喜びを爆発させつつ、まずは今月13日に発生した福島沖の地震で被害に遭われた方々へ向けリーダーの與那城から「お見舞い申し上げます」「被災地の1日でも早い復興を願っています」と、メッセージを寄せた。
あらためて、「Go to the top!『JO1』です!」と、11人でポージングとともに声をあわせてあいさつすると、河野から、今回のライブのコンセプトへ、「みなさまと一緒に宇宙旅行したくて、いろいろ準備をさせて頂いています。楽しみにしていてください」と、説明し自己紹介へ。大平は昨年12月から約2ヶ月ぶりのライブということで「JAMの美容液を浴びないと!」と、心待ちにしていたことが伝わってくるようなコメントも。
そこから楽曲『Running』と『GO』の2曲を連続で見せ、『GO』のラストでは、後方のスクリーンに大きく“GO”という文字が表示されるとともに、その一部が開き、メンバーたちが“吸い込まれ”ていく。吸い込まれる直前、じゃんけんをはじめるメンバーや、ハイタッチをしようとするかと思いきやしないメンバー、肩を組んでおなかをパンチしあうメンバーなど、楽しませる演出に。
吸い込まれた先は“THE WORMHOLE”と題して、時間移動ができるという設定が説明。大平と、豆原がそれぞれ未来に行きたい、過去に行きたいと希望を挙げ意見が割れたため、視聴しているJAMがチャット投票で決めるという視聴者参加型の展開に。結果、大平の過去に行きたいという意見が取り入れられ、学生時代にタイムスリップ!その先には学生服衣装の11人がフォーメーションを組んで待っており、大平が「豆ちゃーん!」というと、豆原がどこかはにかむような表情を見せる姿が印象的ななかで『やんちゃ BOY やんちゃ GIRL』、『My Friends』をみせた。
曲終わりでは2度目のトークとなったが、ここは10分間だけ高校生という設定で、ゆるーく話を展開。クールな表情の金城が“ムンクの叫び”な一発ギャグを連発したり、メンバーの高校生当時の夢などが語られたりしつつ、楽曲『Young』を披露した。
『Young』のラストには河野が眠るような仕草を見せる。そして画面が暗転し、次のシーンに移るとベッドで寝起きの河野の姿が。そこから「僕を呼んでいる君の声が、聴こえるよ」「雲が晴れたら 夜が明けたら 君に走っていく」など詩的なメッセージが。
再びパフォーマンスに戻り、全員上下白のコーデで統一されたメンバーたちが、Vの字を作るようにハイチェアにかけながらバラードナンバー『Voice (君の声)』を11人でのコーラスワークで歌う。かと思えば、次の『Be With You (足跡)』では、11人が円になるように向かい合って立つ。センチメンタルを感じさせる歌唱を見せるなか、足元に設置されたスクリーンには、メンバー互い互いに白い線でつながっていく演出も入るなどエモーショナルな空間が広がった。
中盤のトークでは、メンバーを星占いした結果を発表するコーナーを開催。金城のラッキーアイテムが香水という結果が出たということで好きな香りは?という問いかけがされ、金城は隣りにいた佐藤へガッと詰め寄り肩を組み、鼻を首元に近づけると、「好きな香りは景瑚くんの香り」と、艶っぽい笑みを浮かべる一幕も。話の流れで豆原が変顔を披露したりと笑顔あふれるものとなった。
「JAMのみなさんにとってラッキーソングになれば」と、10曲目の『伝えられるなら』は初披露楽曲となり、特徴のある振り付けとともに曲終わりには「JAM愛してるよ!」と、叫ぶことも。そこからは、映像演出となり、宇宙船内でのメンバーの生活が描かれることとなり、食事を楽しむメンバー、スポーツをするメンバー、次々に衣装を替えるメンバー、未来ではあいさつなどがダンスで表現されるということでダンスを見せるメンバーなど作り込んだ映像に仕上がっていた。
赤・黒・白がそれぞれ入った衣装チェンジして『Safety Zone』とダンスナンバー『So What』、さらに生バンドとともに『GrandMaster』をパフォーマンス。そのままアンコール前ラストのMCへと突入し、與那城が「2時間の間だけどこうして楽しめたというのは夢のような感じだよね。僕たちと一緒に楽しんでくれてJAMのみんなありがとう!」と、感謝の言葉を寄せる。
そして、河野から「JAMと一緒に宇宙まで進んでいこうという気持ちを込めた曲です。みんなテンション上げてこう!」と、呼びかけると生バンドバージョンで楽曲『OH-EH-OH』を披露していた。
チャットでアンコールが行われ、チャットルームには「アンコール」の声があふれる。そして現れたメンバーたちは、Tシャツとパンツ姿とシンプルにまとめた姿で『ツカメ~It’s Coming~』を披露してみせた。
そして1人1人本日のライブへの思いを語っていくことに。ここまでの約2時間が一瞬のようだったと感慨深げで、登場シーンから鳥肌が立ったというメンバーなどもいつつ、與那城から「みんなで歌えるのもJAMのおかげすし、本当にありがたいと思っています。これからもよろしくお願いします」と、お礼をしていた。
そのトーク最後には、ファンが待ちに待っていた待望の3rdシングルに関する詳細について河野から伝えられることに。「めちゃめちゃ大切なお知らせがあります!4月28日にJO1の3rdシングルが発売される予定です」を噛み噛みになり、シングルを間違えてアルバムと言ってしまうご愛嬌もあるなか伝えきり、メンバーから総ツッコミが飛ぶ一幕も。なお、発売されるシングルタイトルは『CHALLENGER』となったことも明かされた。
そしてラストは前回の単独ライブ「JO1 1st Live Streaming Concert『STARLIGHT』」でもラストで披露した『無限大』をパフォーマンス。金色の紙吹雪が舞うなか、11人で手をつなぎあい「ありがとうございました!」と声を合わせ一礼すると、やりきったという充実の表情を浮かべあう。そして、『無限大』のインストゥルメンタルが流れ、メンバーたちはその音楽に合わせて歌いながら、2時間超、全16曲のパフォーマンスで駆け抜けていた。
■セットリスト
Starlight
M1:Shine A Light
M2:MONSTAR
M3:Running
M4:GO
M5:やんちゃ BOY やんちゃ GIRL
M6:My Friends
M7:Young
M8:Voice(君の声)
M9:Be With You (足跡)
M10:伝えられるなら
M11:Safety Zone
M12:So What
M13:GrandMaster
M14:OH-EH-OH
EN1:ツカメ~It’s Coming~
EN2:無限大
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