“キンプリ”こと『King & Prince』の永瀬廉が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第44回 日本アカデミー賞授賞式』に新人俳優賞を受賞し登壇。司会を務めた羽鳥慎一アナウンサーと女優シム・ウンギョンとのトークを繰り広げた。
日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典を目的に1978年から開催されている、映画のショーレース。永瀬は、今年8月14日に公開された主演映画『弱虫ペダル』(監督:三木康一郎/配給:松竹)の演技が評価され、初の日本アカデミー賞の舞台に立つこととなった。
『弱虫ペダル』は2008年から漫画家・渡辺航氏が少年誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載しており、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまにメディアミックスされている高校生たちの自転車競技にかける姿を描いた作品。永瀬が演じる高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)は地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好き。坂道は、あることをきっかけに総北高校自転車競技部に入部することとなり、そこで出会った仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を見せることとなる……という物語となっている。
永瀬は壇上で「このような素敵な賞を頂けて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。これからもまだ、自分が出会ったことのないような自分と出会えるように、出演させてくださる作品に少しでも華を添えられるように頑張っていきたいと思います」と、今後の俳優活動への意気込みを。
さらに、「そして、弱虫にならず、エンターテインメントという厳しい坂をこれからも上り続けたいと思います。ありがとうございました」と、スピーチしていた。
そんな永瀬の姿を優秀主演男優賞を受賞し出席していた『嵐』二宮和也が温かい視線で見守る姿もあった。
永瀬と同じく新人俳優賞はほか、『ミッドナイトスワン』で服部樹咲、『朝が来る』で蒔田彩珠、『ラストレター』で森七菜、『望み』『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』『弥生、三月 -君を愛した30年-』で岡田健史、『MOTHER マザー』で奥平大兼が受賞しており、壇上が華やぐこととなった。
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※記事内写真は(C)日本アカデミー賞協会
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